NTTドコモは、2014年夏モデルの「Xperia Z2 SO-03F」、2014-2015年冬春モデルの「Xperia Z3 SO-01G」と「Xperia Z3 Compact SO-02G」にAndroid 5.0へのアップデート配信を開始しました。
Android 5.0でデザイン刷新、スマートウォッチとの連携機能や処理性能の向上も
「Xperia Z2 SO-03F」や「Xperia Z3 SO-01G」、「Xperia Z3 Compact SO-02G」をAndroid 5.0にアップデートすることで、マテリアルデザインが導入された新しいデザインに変更され、操作性も含め大幅な変更が行われます。
機能面では、ロック画面に表示される通知機能が向上し、ロック画面で通知パネルを操作することで、少ないアクションで不在着信に折り返しできるほか、ソニー製の「SmartWatch 3」など、Android WearとXperia Z3をペアリングすることで、スマートウォッチを装着していて端末の近くにいる間は、画面ロックの解除がかからない「スマートロック」を利用することもできます。
さらに、内部的な大幅変更によって、処理速度も高速化されます。具体的には、アプリを動作させるランタイムがDalvikからART(Android RunTime)に変更されることで、アプリのインストール時または再起動時などにアプリがコンパイルされ、アプリの処理動作が高速になるといったメリットもあります。
ドコモの発表によれば、快適にXperia Z3を利用するための改善も行われているとのこと。
アップデート方法
Android 5.0をアップデートするには、設定画面を起動後、「設定」→「端末情報」と進んで「Androidバージョンアップ」をタップして、画面の案内にしたがうことで利用できます。
端末単体でのアップデートはWi-Fiだけでなく、LTE接続時でも可能ですが、PCに専用のソフトウェア(Windows:PCコンパニオン、Mac:Bridge for Mac)をインストールするしてアップデートすることも可能です。
アップデートにかかる時間は端末単体の場合は約64分または約78分、PCの場合は約30分、料金は無料となっています。
ちなみに、ドコモにさきがけてソフトバンクがXperia Z3にAndroid 5.0のアップデートを配信しており、auは配信を開始していないものの、アップデート予定機種として案内しています。
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