Galaxy Z Fold4、正式発表前に商品ページが公開される。Android 12L搭載、Sペン本体収納なし
日本時間8月10日22時から開催される新商品発表イベント「Galaxy Unpacked」で、発表が確実視されているSamsungの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」の商品ページがオランダのAmazonに登場しました。
これまでの噂どおり、ポケットに入れて持ち運べるタブレット級のメインスクリーンは前作よりも横に広がるワイド仕様になることで、横書きの多いSペンのメモ書きが捗りそうです。
Galaxy Z Fold4のスペックが明らかに
既に削除されたAmazon.nlが「Galaxy Z Fold4」の商品ページ(既に削除済み)には、「Galaxy Z Fold4」のデザイン・画面サイズ・メモリ・重さ・Sペン・OSに関する情報が書かれていました。
本体の大きさは、折りたたみ時155.1 x 67.1 x 15.8 mm、オープン時155.1 x 130.1 x ? mmで、前作のGalaxy Z Fold3に比べて縦が短く、横幅は若干広くなるようです。本体は薄型化すると報じられていましたが、14.4mmから15.8mmと厚みが増しています。
本体の厚みが増したことで、Galaxy S22 Ultraのような本体に収納可能なSペンに期待したいわけですが、商品ページに掲載されている専用ケースの画像からは、Sペンを収納できるポケットが確認できます。
残念ながらSペンを持ってない場合は別途購入し、Sペンを便利に持ち運びたい場合は専用ケースを購入する必要があるでしょう。早期予約購入キャンペーンが実施され、どちらもタダでゲットできる可能性がある(最良であれば、同時発表されるGalaxy Buds 2 Proも)ので、Samsung Japanと国内キャリアからの発表を待ちたいところ。
折りたたみスマートフォンの課題の1つである重さは、前作の約272gから263gに軽量化されています。252gまで軽量化されるとの情報もありましたが、軽量化自体は嬉しい改善です。
ディスプレイは、本体を開かず片手で操作できるカバーディスプレイは6.2インチ/縦横比 23.1:9、大画面で映画やドラマ、ゲームを楽しめるメインディスプレイは7.6インチ/縦横比 21.6:8。どちらも電池を節約しながらなめらかなアニメーションや映像が快適なアダプティブ仕様の120Hzリフレッシュレートに対応しています。
画面の大きさ自体は内外ともに同じですが、縦横比が変わります。カバーディスプレイは、左側のベゼルを薄くすることで25:9から23.1:9に変更され、超縦長から正方形に近づきます。メインディスプレイも5:4から21.6:18に変更されてワイド化しています。
ハードウェアがマイナーアップデートに留まる一方で、ソフトウェアは大幅な改善が期待できます。
Android最大の弱点は、折りたたみスマートフォンやタブレットといった大画面に最適化されていないことですが、今年後半に大画面で使いやすいインターフェースや複数のアプリをよりカンタンに同時起動できる便利なマルチタスク機能を備えたAndroid 12Lがリリース予定。
Amazonが公開した画像からは、Galaxy Z Fold4にAndroid 12Lをベースにした最新のインターフェースOne UIが搭載されることを確認できます。
Samsungは日本時間8月10日22時から新商品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」、フルワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」、スマートウォッチ「Galaxy Watch 5」を発表すると報じられています。
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