- 次世代のGalaxy Z Fold6は、フレームデザインをフルフラットに変化する。
- Sペン収納スロットは見当たらず、大きな進化はないが耐久性改善が期待される。
- チップセットはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、メモリは12GBまたは16GBとなる。
今年夏ごろの発売が予想されるSamsungの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」について数ヶ月前からいくつかの噂が報じられていましたが、早くも多数の実績があるOnLeaksとSmartprixによって画像が公開されました。
角張ったボックスデザインを採用
これまでのGalaxy Z Foldシリーズでは、丸みのあるフレームやエッジがわずかにカーブしたフレームが採用されていましたが、次世代のGalaxy Z Fold6はフルフラットに変化し、コーナーまで角張った新デザインを導入するようです。
本体を開いて使用するメインディスプレイの大きさは前作と同じ7.6インチ、本体の大きさは153.5 x 132.5 x 6.1mmと、前作に比べて縦が1.4mm短く、横に2.6mm広くなっていることからわずかに横長化すようです。
OnePlus OpenやPixel Fold、Pixel Fold 2とのサイズ比較は以下のとおりです。
機種名 | 開いた状態 | 閉じた状態 |
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Galaxy Z Fold6 |
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Galaxy Z Fold5 |
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Pixel Fold2 |
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Pixel Fold |
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OnePlus Open |
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Sペンの収納スロットは見当たらず、本体の厚さは前作と変わらないことから今年はヒンジの大きな進化は期待できなさそう。耐久性などの改善はあるかもしれません。
メインディスプレイには、従来と同じ超薄型ガラスで保護されるのに対して、カバーディスプレイには「Gorilla Glass Armor」が採用されます。
Gorilla Glass Armorは競合他社のアルミノケイ酸ガラスと比較して耐久性は50%高く、傷や衝撃に対する耐性は4倍の性能を誇る最新の強化ガラスで、Galaxy S24 Ultraにも採用されています。
耐久性の向上よりも高く評価されているのは画面反射の防止効果で、一般的なガラスの表面と比較して反射率を最大75%削減。Galaxy S24シリーズと同じ2600ニト(ピーク輝度)も相まって日差しの強い屋外でも画面の見やすさが大きく向上します。
チップセットはGalaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載。リアルタイム翻訳や音声の文字起こし、強力な写真編集機能などを提供するGalaxy AIをサポートし、7回のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートも保証するでしょう。
メモリは12GBまたは16GB、ストレージは高速なUFS 4.0仕様の最大1TB、カメラ・バッテリー容量・25Wの急速充電は前作と同じと伝えられています。
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