SamsungのGalaxyスマートフォンは、Androidをベースにした独自のインターフェース「One UI」を搭載しています。
GoogleのPixelスマートフォンに搭載されたピュアなAndroidよりもカスタマイズ性に優れていて、サイドキーを2回押して好きなアプリをすぐに起動したり、大画面を片手で快適に操作できる片手モードや電池を長持ちさせるための優れた節約モードも搭載しています。
この記事では、Galaxy S22などGalaxyスマートフォンを買ったら設定しておきたいオススメの項目22個を紹介します。
目次
- Galaxyスマートフォンの設定画面を表示する方法は?
- 自動ロックの時間を長くする
- 戻るボタンの場所を左に変更する
- 電池節約効果も。ダークモードを設定する
- 映像をなめらかに。リフレッシュレートを変更する
- サイドキー2回押しで好きなアプリを起動する
- 画面ロックをスムーズに解除。持ち上げて画面ONをオンにする
- 見ている間は画面を常にオン
- 片手モードをオンにする
- バッテリー残量をパーセント%表示する
- 時間を24時間表示に変更する
- 標準の文字入力アプリを変更する
- 待ち受け・壁紙を変更する
- スクショの通知をオフにする
- スクショ後のツールバーを非表示にする
- 戻るボタンなどの操作方法を変更する
- 省電力モードの制限内容を調整する
- 好きなアプリ即起動できる「エッジパネル」のカスタム
- 画面オフでも時計や通知を常時表示する
- Dolby Atmosをオンにして音質を向上する
- 顔認証を設定して画面ロックをスムーズに
Galaxyスマートフォンの設定画面を表示する方法は?
Galaxyスマートフォンの設定画面を表示する方法は2つあります。ホーム画面を上にスワイプしてアプリドロワーを表示したら「設定」をタップするか、ホーム画面を下にスワイプして画面右上に表示される設定アイコンをタップしましょう。
- STEP 1
アプリドロワーから設定画面を表示
ホーム画面を上にスワイプしてアプリドロワーを表示して、設定のアイコンをタップしましょう
- STEP 2
通知シェードから設定画面を表示
ステータスバーを下にスワイプして、画面右上に表示される設定のアイコンをタップすると設定画面が起動します
自動ロックの時間を長くする
Galaxyスマートフォンの購入直後は画面のタイムアウト時間が30秒に設定されています。無操作状態が少し続くだけで、スリープ状態になってしまうため、タイムアウト時間を変更しておきましょう。おすすめの時間は2分です。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進んで、「画面のタイムアウト」を選択します
- STEP 2
タイムアウト時間を変更する
好みのタイムアウト時間を選択しましょう
戻るボタンの場所を左に変更する
Galaxyスマートフォンのナビゲーションバーに表示される戻るボタンとアプリを切り替えるためのボタン位置は他のAndroidスマートフォンとは逆になっているため使いにくと感じる人もいるかもしれません。設定画面から変更できるので以下の手順を参考に変更しましょう。
電池節約効果も。ダークモードを設定する
Galaxyスマートフォンでは、背景を暗めにすることで画面の眩しさを軽減したり、有機ELディスプレイを搭載した機種であれば電池の節約効果も期待できる「ダークモード」を利用できます。
ダークモードは手動で設定することもできますが、日の入りにダークモードを自動で有効に、日の出のタイミングでダークモードを自動解除したり、指定した時間にオン/オフすることも可能です。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進んで、「ダークモード設定」を選択します
- STEP 2
ダークモードを自動でオンにする
「日の入り〜日の出」にチェックを入れると、自動的にダークモードがオンになります
リフレッシュレートを変更して映像をなめらかに、電池を節約する
Galaxy S22のディスプレイは、48-120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しています。
リフレッシュレートは1秒間に画面を書き換える回数のことで、レートが増えるとスクロールや動画、ゲームといった映像をなめらかに表示できます。
画面の動きがなめらかになる一方で、電池持ちが悪くなるといったデメリットも存在してます。以下の手順を参考に設定を変更しましょう。購入直後はなめらかに表示するようになっています。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進んで、「動きの滑らかさ」を選択します
- STEP 2
リフレッシュレートを変更する
画面をなめらかに表示したい場合は「最適化」を、電池を節約したい場合は「標準」にチェックを入れて「適用」ボタンをタップします
サイドキー2回押しで好きなアプリを起動する
Galaxyスマートフォンではサイドキー/電源ボタンを2回押すことでカメラを起動することができます。設定を変更することでTwitterなど頻繁に起動する好みのアプリケーションに変更することも可能です。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進んで、「サイドキー」を選択します
- STEP 2
リフレッシュレートを変更する
「アプリを起動」にチェックを入れて、よく使うアプリなどサイドキーを2回押してショートカット起動したいアプリをタップしたら完了です
画面ロックをスムーズに解除。持ち上げて画面ONをオンにする
スマートフォンのスリープを解除するにはサイドキー/電源ボタンを1回押す必要がありますが、Galaxyではスマートフォンを持ち上げた時にスリープを解除することもできます。
この機能を有効にすることで画面ロックの解除を早めることが可能。以下の手順を参考に変更してください。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進んで、「モーションとジェスチャー」を選択します
- STEP 2
持ち上げて画面ONをオンにする
「持ち上げて画面ON」をオンにしたら、Galxyスマートフォンを持ち上げた時点でスリープが解除されます
見ている間は画面を常にオン
電子書籍を読んでいる時など、無操作状態が続くと画面がスリープしてしまいます。これを回避したい場合は以下の手順で見ている間は画面を常にオンを有効にしましょう。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進んで、「モーションとジェスチャー」を選択します
- STEP 2
閲覧中は画面を常にONを有効にする
「閲覧中は画面を常にON」をオンにしたら、Galxyスマートフォンを持ち上げた時点でスリープが解除されます
片手モードをオンにする
スマートフォンの画面サイズは年々大きくなっていて片手ですべてのボタンやアイコンをタップすることは難しくなっています。
Galaxyスマートフォンでは、片手で快適に操作するために画面を縮小表示する「片手モード」を用意しているので以下の手順を参考に機能をオンにしてください。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進んで、「片手モード」を選択します
- STEP 2
片手モードをオンにする
ナビゲーションバーの操作方法に合わせて「ジェスチャー」または「ボタン」にチェックを入れましょう
- STEP 3
片手モードの横移動
画面下部を下にスワイプするか、ホームボタンを2回タップして片手モードを起動したあと、カーソルをタップすると画面を左右にスライドできます
- STEP 4
片手モードの縦移動
片手モードの上部に表示されたバーをスライドすると、片手モードの画面を上方向に移動できます
バッテリー残量をパーセント%表示する
Galaxyスマートフォンを購入した直後は、バッテリーの残量がアイコンのみで表示される場合があります。どれぐらい残量があるのかわかりにくいので、パーセント表示に変更しましょう。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「バッテリーとデバイスケア」に進んで、「バッテリー」を選択します
- STEP 2
バッテリー残量をパーセント表示にする
「その他のバッテリー設定」に進んで、「バッテリー残量(%)を表示」をオンにしましょう
バッテリーの劣化を防ぐ
スマートフォンのバッテリーは充電を繰り返すことで劣化が進み、最大容量が小さくなって電池持ちが悪くなります。残量が多すぎる状態で充電し続けると劣化が進むため、設定を変更して充電量を制限することで劣化を防ぐことができます。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「バッテリーとデバイスケア」に進んで、「バッテリー」を選択します
- STEP 2
バッテリー保護をオンにする
「その他のバッテリー設定」に進んで、「バッテリーを保護」をオンにしましょう
時間を24時間表示に変更する
Galaxyスマートフォンを購入した直後は時間表示が24時間形式になっていません。設定から24時間形式に変更できるので以下の手順を参考に変更してください。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「一般管理」に進んで、「日付と時刻」を選択します
- STEP 2
時間の表示形式を変更
「24時間形式を使用」をオンにすると、通知バーやロック画面などに表示される時間が24時間形式に変更されます
標準の文字入力アプリを変更する
Galaxyスマートフォンの文字入力はGalaxyキーボードですが、使いにくいと感じる場合はGboardやSimejiに変更しましょう。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「一般管理」に進んで、「キーボードリストと初期設定」を選択します
- STEP 2
他社製キーボードをオンにする
Simejiなど標準で使いたいキーボードをオンにして、スイッチ横をタップしてSimejiを起動後、画面下のバナーをタップします
- STEP 3
標準キーボードの変更
標準で使いたいキーボードにチェックを入れたら完了です
待ち受け・壁紙を変更する
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
ホーム画面の余白部分を長タップして、画面左下の「壁紙とスタイル」を選択します
- STEP 2
ギャラリーを選択
ダウンロードした画像を待ち受けに設定したい場合は「ギャラリー」に進んで、「ダウンロード」をタップします
- STEP 3
画像・写真を選択
待ち受けに設定したい画像を選択して、画面右上の「完了」をタップします。ホーム画面/ロック画面/ロック画面とホーム画面のいずれかを選択しましょう
- STEP 4
カラーパレットを選択
プレビューを確認したら画面下のボタンをタップして、カラーパレットを選択します
- STEP 5
壁紙の変更完了
「パレットをアプリアイコンに適用」をオンにすると、標準アプリのアイコンの見た目を統一することができます。最後に「適用」ボタンを押して完了です
スクショの通知をオフにする
スクリーンショットを保存すると1枚保存するごとに通知が届きますが、ほとんど必要ないので通知をオフにしましょう。
- STEP 1
通知画面を表示
ステータスバーを下にスワイプして、“画面キャプチャを保存”の「通知設定」をタップします
- STEP 2
Galaxyキャプチャの通知をオフにする
“最近通知を送信したアプリ”に表示されるGalaxyキャプチャのスイッチをオフにすると、スクリーンショットの通知を非表示にできます
スクショ後のツールバーを非表示にする
スクリーンショットを保存すると画面の左下にツールバーが表示されますが、邪魔なので非表示にしましょう。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進んで、「画面キャプチャと画面録画」を選択します
- STEP 2
キャプチャツールバーを非表示にする
「キャプチャ後にツールバーを表示」のスイッチをオフにしましょう
戻るボタンなどの操作方法を変更する
購入直後は画面下部に表示される3つのボタンをタップして操作する方法に設定されていますが、画面をより広く使いたいならジェスチャー操作に変更しましょう。
省電力モードの制限内容を調整する
バッテリー残量が少なくなった時に利用したい省電力モード。電池の残量が少なくなった時に動作を制限することで、電池持ちを長持ちさせることができますが、設定画面から細かく制限内容を調整できます。
- STEP 1
通知画面を表示
ステータスバーを下に2回スワイプして「省電力モード」を長押しします
- STEP 2
省電力モードをカスタムする
画面下に表示されるオプションを操作して省電力モードをカスタムします
好きなアプリ即起動できる「エッジパネル」のカスタム
Galaxyスマートフォンではディスプレイの端に表示される「エッジパネル」をタップすると、よく起動するアプリやお気に入りのアプリをどこからでもショートカット起動できます。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進んで、「エッジパネル」を選択します
- STEP 2
エッジパネルの編集
「パネル」をタップして”アプリ”の下にある「編集」をタップします
- STEP 3
アプリの追加と削除
すでに登録されているアプリの左上にある「-」をタップしてアプリを削除して、左のパネルからアプリを移動するとエッジパネルに追加できます。アプリを追加したら画面左上の「<」をタップします
- STEP 4
エッジパネルの場所を変更する
「ハンドル」に進んで「位置」をタップします
- STEP 5
エッジパネルの配置を変更する
スマホを左手で操作する場合は「左」を選びましょう。ハンドルの横に表示されるつまみをタップして上下にスライドすると、縦の位置も変更できます
画面オフでも時計や通知を常時表示する
スマホの画面をオフにしている時でも時計や通知のアイコンを表示できる「Always on Display」ですが、購入直後は常に表示できる状態になっていないので設定を変更しましょう。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「ロック画面」に進んで、「Always on Display」を選択します
- STEP 2
エッジパネルの編集
「常に表示」にチェックを入れます。消費電力が上がるので電池持ちの悪さを感じたら「タップして表示」に戻すか、Always on Displayをオフにしましょう
Dolby Atmosをオンにして音質を向上する
Galaxyスマートフォンの音質が微妙だと感じる場合は、Dolby Atmosをオンにして音質を向上しましょう。対応するコンテンツを再生すると、自然で臨場感あふれるサウンド体験ができます。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「サウンドとバイブ」に進んで、「音質とエフェクト」を選択します
- STEP 2
ドルビーアトモスをオンにする
「Dolby Atmos」と「ゲーム用Dolby Atmos」をオンにすると、自然で臨場感あふれるサウンド体験ができます
顔認証を設定して画面ロックをスムーズに
Galaxy S22など最新モデルはディスプレイ指紋認証に対応していますが、少しモタつくと感じる場合は顔認証と併用することで、スムーズに画面ロックを解除できます。
- STEP 1
Galaxyの設定画面を表示
Galaxyの設定画面を表示して「生体認証とセキュリティ」に進んで、「顔認証」を選択します
- STEP 2
顔を登録する
パスコードを入力したら「続行」ボタンをタップして画面の案内に従って顔を登録します。登録が完了したら「認証速度を向上」をオフにすると、動画や画像で認証されることなく、比較的安全に顔認証を利用できます