日本時間10月25日(水)にNBA2023-24シーズンが開幕します。
開幕日はホームアリーナにて昨季王者デンバー・ナゲッツがチャンピオンリングを受け取り、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズと対戦します。2試合目は渡邊雄太が所属し大型補強を行なったフェニックス・サンズと、クリスポールが加入したゴールデンステート・ウォリアーズの注目カードが組まれています。
開幕2日目には、NBAドラフト2023で全体1位指名のビクター・ウェンバンヤマが所属するサンアントニオ・スパーズが、ルカ・ドンチッチとカイリー・アービングが率いるダラス・マーベリックスと対戦。3日目にはサンズとレイカーズのゲームが組まれており、開幕早々に日本人対決が実現します。
この記事では、今年も激闘が予想されるNBAを見る方法や、大幅に改定されたプラン内容、大画面のテレビで見る方法などをまとめています。
目次
- NBAは楽天が国内独占配信
- 2023-24シーズンはプラン内容が大幅改定。何が変わった?
- 視聴プランはワンプラン
- 対応デバイスまとめ
- NBA Rakutenに加入する
- NBAを見る方法まとめ
- スコアを表示/非表示にする
NBAは楽天が国内独占配信
2017年10月、楽天が米プロバスケットボール協会「NBA」と複数年のパートナシップ契約を結び、日本国内でNBAを独占的に放映・配信することを発表しました。
それまでNBAはNHK-BSやフジテレビNEXTでも視聴できましたが、2017年以降は楽天が提供する「Rakuten NBA Special」と、NBA公式の配信サービス「NBAリーグパス」によるネット配信に限定されることに。
2019-2020シーズンから「Rakuten NBA Special」と「NBAリーグパス」が新サービス「NBA Rakuten」に統合され、2021-2022シーズンからは、新型コロナウイルス感染拡大や抗議活動によるシーズンの中断や長期化など、不測の事態が起きた場合でも1シーズンすべての試合を視聴できるように視聴プランが改定されています。
- 各チーム全82試合ライブ配信
- プレシーズン、サマーリーグ、クリスマスゲーム、オールスター、プレイオフ、ファイナルも配信
- NBA Rakutenが選ぶ注目試合は日本語解説付き
- 試合を見ながら他のファンと実況できるライブチャット機能
- 試合映像
- ライブ視聴
- オンデマンド視聴
- ダウンロード視聴
- スマートフォンやタブレット、ブラウザ、テレビでも視聴可能
- 充実したスタッツとデータ
- 日本語によるNBA最新ニュース
2023-24シーズンはプラン内容が大幅改定。何が変わった?
2023-24シーズンからNBA Rakutenのプラン内容が大幅に改定されています。改定の内容は以下のとおり。
簡単にまとめると楽天モバイルを契約していない場合は月額4,500円ですが、楽天モバイルを契約すれば、追加料金不要でNBA全試合を楽しめます。
ベーシックパス(月額)が廃止
2023年9月20日(水)15時をもってベーシックパスが廃止になりました。
ベーシックパスはNBA Rakutenが選択した試合を1日1試合配信。月額990円で手軽にNBAが見られるプランとして親しまれていましたが、2023-24シーズンは契約できません。
リーグパス(シーズン)が廃止
2023年9月20日(水)15時をもってリーグパス(シーズン)が廃止になりました。
リーグパス(シーズン)はレギュラーシーズンやオールスター、プレイオフなど全試合を割安で視聴できるプランでヘビーユーザーに親しまれていましたが、2023-24シーズンは契約できません。
リーグパス(月額)が大幅値上げ
ベーシックパス(月額)とリーグパス(シーズン)が廃止になったことで、残ったのはリーグパス(月額)のワンプランです。
これまでリーグパス(月額)は2,970円で提供されていましたが、2023年10月20日(金)午前0時から4,500円に値上げされます。
楽天モバイルなら月額1,078円でNBA見放題
これまで楽天モバイルで、Rakuten最強プランまたはRakuten最強プラン(データタイプ)を契約しているユーザーには、ベーシックパスと同等の「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」が無償提供されていました。
2023年10月20日からはNBA全試合が視聴できるリーグパスと同等の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」にアップグレードされます。なお、プランの切り替えは自動で行われます。
Rakuten最強プランとは?
Rakuten最強プランは、ギガを使った分だけ料金が発生する段階制のプランです。
3GBまでは月額1,078円、20GBまで2,178円、20GB以降はどれだけ使っても月額3,278円で利用できます。
また、楽天ならではの特典として楽天市場で買い物をすると最大+3倍のポイントをゲットできます。
契約は楽天モバイルショップのほか、楽天モバイルの公式サイトからでも可能。スマホの同時購入が不要な「SIMのみ契約」も可能。新規契約の事務手数料は0円のため、初期費用なしで使い始めることができます。
楽天モバイルに加入する方法はこちらで詳しく解説しています。
視聴プランはワンプラン
NBA Rakutenでは、NBA Rakutenがセレクトした試合を楽しめるベーシックパス、お気に入りのチームの試合が見放題のチームパス、1試合だけ楽しめるシングルゲームチケットなどが提供されていました。
現在は「LEAGUE PASS(月額)」と、楽天モバイルのRakuten最強プランの加入者向けに無償提供される「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」の2つです。
なお、料金や加入方法が異なるだけでプラン内容は同じ。実質ワンプランです。
プラン内容
「LEAGUE PASS(月額)」と「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」では、レギュラーシーズンやプレイイン・トーナメント、プレイオフ、NBAファイルを全試合ライブ配信・見逃し配信で楽しめます。
動画のダウンロードも可能なため、事前にダウンロードしておけば、ネット環境がない場所でも視聴できます。
インシーズン・トーナメントやNBAオールスターに加えて、ロングハイライト、クラシックゲーム、ドキュメンタリーといったNBA Rakuten上のすべての映像コンテンツを楽しめます。
料金まとめ
無償特典の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」は、楽天モバイルの料金だけで利用できます。
「LEAGUE PASS(月額)」の料金は4,500円。2023年10月20日に2,970円から値上げされました。
料金の支払い方法は、クレジットカード、デビッドカード、楽天ポイントの3種類。ウェブおよびアプリ内課金を利用できる期間もありましたが、現在はiOSおよびAndroidのアプリ内課金による支払い方法を選択することはできません。
なお、楽天ポイントで支払う場合でもカード情報等の入力が必要です。
- 料金:月額4,500円
- 支払い方法
- クレジットカード (Visa、MasterCard、JCB、Amex、ダイナース)
- デビッドカード
- 楽天ポイント
対応デバイスまとめ
NBA Rakutenの対応デバイスは以下のとおりです。
スマートフォンやタブレット、PCはもちろん、Fire TVやChromecast、Android TV、Apple TV、ビエラを利用することで大画面のテレビでも視聴できます。
デバイス | 条件 |
---|---|
iPhone | iOS 15.0以上 |
Android | Android 7.0以上(Google Play対応端末) |
Fire TV |
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Chromecast |
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PlayStation | PlayStation 4 |
Android TV |
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Apple TV |
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VIERA | 2017年以降のモデル |
Windows PC | Windows 8.1/10(IE非対応) |
Mac | macOS 10.13以上 |
HDMI接続 | 視聴できない場合あり |
VIERAやAndroid TVを搭載したテレビを利用している場合は必要ありませんが、そうでない場合は手ごろな価格で購入できるFire TV Stickがオススメです。
Fire TV Stickは、リモコン付きで快適な操作が可能。Chromecast with Google TVと使い比べた結果、Fire TV Stickの方が快適に動作します。


NBA Rakutenに加入する
NBAを視聴するには、楽天モバイルを契約して無償特典の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で視聴するか、「LEAGUE PASS(月額)」を契約して視聴します。
いずれにしても楽天会員への登録が必要。視聴する際は契約が紐づいた楽天会員IDでNBA Rakutenにログインするだけです。
楽天会員に登録する
楽天モバイルを契約する
楽天モバイルの無償特典でNBAを視聴するには、以下の手順で楽天モバイルを契約します。
契約を終えたらこちらの手順に従って開通手続きが必要です。
「LEAGUE PASS(月額)」を契約する
楽天モバイルの無償特典を利用しない場合は、以下の手順で「LEAGUE PASS(月額)」を契約します。
NBAを見る方法まとめ
NBA Rakutenの試合はスマートフォンやタブレット、PCだけでなく大画面のテレビでも視聴できます。
アプリで見る
ピクチャインピクチャで見る
ついにNBA Rakutenアプリがピクチャインピクチャに対応しました。
ピクチャインピクチャに対応したことで、別のアプリを起動しながら試合を見ることが可能に。試合を見ながらESPNでゲームスタッツを確認したり、Twitterで実況する時におすすめです。
- NBA Rakutenでピクチャインピクチャ
- NBA Rakutenアプリを起動する
- 見たいゲームを選択する
- ゲームの再生ボタンをタップする
- ホーム画面または別のアプリに切り替えると小窓でゲームが再生される
日本語⇄英語実況・解説に切り替える
試合が複数音声で配信されている時は実況と解説を日本語⇄英語で切り替えたり、ホーム⇄アウェイで切り替えることができます。
試合をダウンロードする
NBA Rakutenで配信されている試合はスマートフォンやタブレットにダウンロードして見ることも可能です。
テレビで見る
Fire TV Stickで見る
Chromecast with Google TVで見る
Chromecast(クロームキャスト)で見る
PlayStation 4で見る
アプリが起動したら以下の手順でゲームを選択して視聴を開始します。
- PS4で見る
- △ボタンを押してメニューを表示
- 「設定」に進んで楽天IDでログイン
- ログインが完了したら再度、△ボタンを押してメニューを表示したあと「試合」を選ぶ
- 見たいゲームを選択して「ホーム(英語)」または「ホーム(日本語)」を選択するとテレビで試合が見れます
スコアを表示/非表示にする
リアルタイムで視聴しない場合、スコアを見たくないという人も多いはず。スコアの表示/非表示は設定で切り替えることが可能です。