iOS 27 ベータ2、iPhoneとAndroidのメッセージがさらに便利に。画像リアクションとインライン返信に対応

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2026/06/24 20:43
iOS 27 ベータ2、iPhoneとAndroidのメッセージがさらに便利に。画像リアクションとインライン返信に対応

AppleがiOS 27 ベータ2の配信を開始しました。

今年の目玉は、プラットフォーム共通のApple IntelligenceとSiri AIで、OS自体の進化は控えめですが、地味ながら重要なアップデートもあります。

そのひとつがRCSです。RCSは、SMSやMMSよりもリッチにやり取りできる仕組みで、既読機能や高画質な写真・動画の送受信、テキスト入力中の表示にも対応します。

AppleはiOS 18で初めてRCSに対応しましたが、iOS 27 ベータ2ではさらに強化され、画像へのリアクションやインライン返信にも対応します。

Androidとのメッセージがさらに自然に

これまでもRCSでは画像に絵文字でリアクションできましたが、iPhoneとAndroid間では「画像に😂とリアクションしました」のように、リアクションが文字に変換されて表示されることがありました。

iOS 27 ベータ2ではこの表示が改善され、RCSで送られた画像にリアクションした場合でも、Android側で正しくリアクションとして表示されるようになります。

また、特定のメッセージに対して返信することを示すインライン返信も可能になりました。

日本ではキャリアごとの対応に注意

こうしたiPhoneとAndroid間で違和感の少ないメッセージのやり取りを実現しているのがRCSです。

ただし、RCSをベースにしたサービスなら、すべてのアプリ同士でやり取りできるわけではありません。RCSでメッセージを送受信するには、アプリ同士が相互接続に対応している必要があります。

たとえば、楽天モバイルはRCSをベースにしたRakuten Linkを提供していますが、RCSでやり取りできるのはRakuten Link同士の場合のみです。

また、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクも以前からRCSをベースにした「+メッセージ」を提供してきましたが、こちらもGoogleメッセージやiPhone標準のメッセージアプリとそのままRCSでやり取りできるものではありません。

最近対応が進んでいるのは、GoogleメッセージとiPhone標準のメッセージアプリで相互接続できる標準RCSです。Androidでは、国内キャリアが標準メッセージアプリを+メッセージからGoogleメッセージに切り替える動きも進んでおり、専用アプリを使わなくても、iPhoneとAndroidの間でSMS/MMSよりもリッチなやり取りが可能になります。

ただし、アプリが対応していれば誰でも使えるわけではありません。RCSは電話番号ベースのメッセージサービスのため、利用しているキャリア側の対応も必要です。

国内キャリアでは、KDDIがau、UQ mobile、povo1.0向けに標準RCSの提供をいち早く開始し、その後povo2.0にも対応を拡大しました。

ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOも標準RCSを順次提供しています。ドコモは2026年夏から提供を開始する予定です。

一方、楽天モバイルはRakuten LinkでRCSをベースにしたサービスを提供していますが、GoogleメッセージやiPhone標準のメッセージアプリと相互接続できる標準RCSに対応するかについては、先月時点で未定と説明しています。

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