Appleは2017年に発売したiPhone Xからノッチ付きのディスプレイを継続採用していて、秋発売が予想されるiPhone 13シリーズではノッチの小型化などマイナーアップデートになると噂されている。
iPhoneに次の大きなデザイン変化がやってくるのが2022年発売のiPhone 14シリーズになるかもしれない。
ただ、残念ながらオリジナリティのあるデザインではなく、既存のAndroidスマートフォンでよく見られるパンチホールが採用される可能性があるようだ。
賛否両論のパンチホールデザイン
Appleの未発表製品に関して高い精度を誇るアナリストMing-Chi Kuoの最新レポートによると、Appleは2022年に発売する新型iPhoneの一部モデルにて、現行のノッチデザインから“パンチホールディスプレイデザイン”に切り替わるという。
パンチホールデザインとは、フロントカメラの周囲をディスプレイで埋め尽くすことで、画面に1つの穴をあけたように見えるほぼ全画面のデザイン。ボディに対して画面の占める割合が高く優れた没入感がメリットだが、表示欠けや見た目が悪いと否定的な意見も多い。
Kuoによればパンチホールが採用されるのはiPhone 14のなかでもハイエンドモデルとのことで、Proシリーズに限定されるかもしれない。ただ、生産状況が良好であればすべてのモデルに新デザインが採用される可能性があると伝えている。
iPhoneがノッチデザインを脱却できない理由は顔認証「Face ID」だが、今回のレポートでは顔認証がどうなるのかまでは報告されていない。
今年発売のiPhone 13シリーズではディスプレイ指紋認証が採用されるとの噂もあるが、実現すれば来年発売されるiPhone 14にも採用されることは間違いなさそうだ。
なお、iPhone 14シリーズではフロントカメラがオートフォーカスに対応するとのこと。
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