auやUQ mobile、povoで携帯電話サービス等を提供するKDDIが電話番号やデータ使用量といった名前を含まない契約者情報を海外のサーバーで管理していたことが明らかになった。
読売新聞によれば、海外で携帯電話利用する際(海外ローミング)に必要な契約者情報の一部が業務委託先の米国企業を通じて香港とシンガポールのサーバーに保管されているとのこと。
KDDIは「情報管理に問題はない」
KDDIは「情報管理に問題はない」としながらも昨今の香港を巡る政治情勢を踏まえて国内で管理することを検討するようだ。日本経済新聞は日本を含む他の場所と報じている。
海外のサーバーで個人情報を管理することがセキュリティ上の問題に直結することはないが、中国では国家情報法によって中国政府が企業に要請した場合、情報を提供しなければいけない。
なお、中国企業のファーウェイは「一部の政治家は中国の法律によって、政府に代わって企業が情報収集を強制することを政府が許可していると主張しているが、断じて真実でない」と指摘。
中国政府や複数の法学の教授や有名な国際法律事務所も中立公正の立場から否定していて、政府から企業に支援を要請する場合、法律に従う必要があるとしている。
最近、中国の国家情報法について、さまざまな議論が行われています。一部の政治家は、中国の法律によって、政府に代わって企業が情報収集を強制することを政府が許可していると主張しています。
これは断じて真実ではありません。中国政府はこのことについて、はっきりと否定しており、複数の法学の教授や有名な国際法律事務所も中立公正の立場から、このことを否定しています。政府から企業に支援を要請する場合、法律に従う必要があります。
- 引用元
- HUAWEI
LINEは通報されたトーク・画像・動画・ファイルなどLINEがプライバシー性の高い個人情報と定めるものに、オープンチャットや公式アカウントの一斉送信メッセージ、通報されたトークなどのモニタリング業務を中国企業が担当していたが、先月23日にコンテンツへのアクセスを遮断し、LINEのコミュニケーションに関連する開発・保守・運用業務を終了させている。
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