日本限定。iPhoneのサイドボタン長押しでSiri以外の音声アシスタントの起動可能に——iOS 26.2で実装か
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

iPhoneのサイドボタンにSiri以外のサードパーティ音声アシスタントを割り当て可能になることがわかりました。
これはAppleが公開した開発者向けのドキュメントから明らかになったものです。
すでにAndroidでは、デフォルトの音声アシスタントアプリを変更することが可能。通常はGeminiが起動しますが、ChatGPTなどに変更することができます。iPhoneでも同様のことが可能になります。
日本のアカウントかつ日本にいることが動作条件に
Appleが公開したのは、特定のタスクをショートカットや特定のボタンに割り当てられるApp Intentの資料です。
目次の見出しは「iPhone side button access (only in Japan)」で、資料のタイトルは「iPhoneのサイドボタンから音声対話型アプリを起動する」となっています。
概要には、「日本のユーザーが、iPhoneのサイドボタンを音声対話型アプリの起動に設定できる」と書かれています。
Launching your voice-based conversational app from the side button of iPhoneLet people in Japan configure the side button of iPhone to launch your voice-based conversational app.
現在はサイドボタンを長押しすると、Siriが起動しますが、iOS 26.2ではサードパーティの音声アシスタントを割り当てることが可能になるようです。
実際に動作させるには、開発者の対応とユーザーによるサイドボタンへのアクセス権限が必要です。
また、Appleアカウントの国/地域が日本に設定されている必要があり、物理的に日本国内にいる必要があると書かれています。
Appleはこの機能の公開時期を明らかにしていませんが、9to5Macは公開されたばかりのベータ3からSiriをサードパーティの音声アシスタントに置き換えるSystemVoiceAssistantシステムアプリを発見しており、iOS 26.2にて公開されるものと思われます。
なぜ日本限定なのか——
これは日本で2025年12月から全面施行されるスマホ新法に対応するためと思われます。同バージョンでは外部アプリストアも解禁されることも確認されています。




















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