iOS 26.2が配信開始!! スマホ新法対応でブラウザと検索エンジンの「チョイススクリーン」を導入
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2025/12/13 3:54

日本時間12月13日、Appleが最新版のソフトウェア「iOS 26.2」と「iPadOS 26.2」の配信を開始しました。
今回のアップデートでは、12月18日に施行される「スマホ新法」への対応として、ブラウザの選択画面(チョイススクリーン)が導入されています。アップデート後、もしくは初期設定の過程で、利用するブラウザを選択する画面が表示されます。
iOS 26.2でチョイススクリーンを導入
Appleから公式なアナウンスは行われていないものの、iOS 26.2にアップデート直後にSafariを起動すると、ブラウザの選択画面が表示されます。
また、Safariを起動して検索ボックスをタップ後には、検索エンジンの選択がうながされます。
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アップデート直後にSafariを起動するとブラウザの選択画面が表示される
これがチョイススクリーンと呼ばれるもので、AppleやGoogleといった巨大プラットフォーマーの影響力を抑制し、市場の競争を促進することを目的としたスマホ新法にもとづく対応です。
これまでブラウザ分野では、ユーザーが特に意識することなく、初期設定のままSafariを使い続けるケースが大半でした。しかし、公正で自由な競争環境を確保するため、法律によりユーザー自身がブラウザを選択する機会を提供することが義務付けられます。
iOS 26.2の主なアップデート内容
iOS 26.2では、チョイススクリーンの導入に加えて、以下の機能追加・改善が行われています。
- Apple Music
- お気に入りの曲プレイリストがホームタブのピックアップに表示されます
- ダウンロード済みの曲の歌詞は、インターネットに接続していなくてもオフラインで表示できます
- ポッドキャスト
- 今聴いているエピソードで言及されているほかのポッドキャストを、プレーヤーや文字起こしからリンクを使用して直接表示し、フォローできます
- ゲーム
- ゲームライブラリでフィルタを使用すると、カテゴリやサイズなどでゲームを検索できます
- ゲーム内のチャレンジスコアバナーには、誰かが新たにトップに立ったときにリアルタイムの最新情報が表示されます
- BackboneやRazerなどのコントローラとの接続の対応が改善されています
- 機能強化とバグ修正
- ロック画面の時刻のカスタマイズにオプションが追加され、時刻の表示を調整して、Liquid Glassの素材の不透明度を上げたり下げたりできます
- リマインダーのアラームにより、緊急のタスクを常に把握できます。リマインダーをまだオフにできない場合のために、スヌーズやライブアクティビティにも対応しています
- AirDropコードにより、不明な連絡先との間でAirDropを使用する場合の確認手順が追加されます。受者のデバイスにコードが表示され、転送を完了するには送信者がそのコードを入力する必要があります
- ホームアプリの複数のアクセサリをまとめてペアリングできる機能により、同じ設定コードを使用して、セット販売されている複数のアクセサリを簡単に登録できます
- アクセシビリティ設定のフラッシュ通知で、通知を受け取ったときにデバイスの画面を点滅させるかどうかも選択できるようになりました
- フリーボードの表にテキスト、画像、書類、および描画を含めることができ、内容に合わせてセルのサイズが調整されるため、無限のキャンバス上で構造をわかりやすく整理できます
- Apple Musicライブラリ内の先行リリースのアルバムがリリース時刻の直後に再生できない問題を修正しました
- プライバシーとセキュリティ設定で、企業の組織によって管理されていると誤って表示されることがある問題を修正しました




















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