10月24日、Netflixが月額990円で提供していたベーシックプランの新規加入・再加入を廃止しました。
ベーシックプランは広告なし・同時視聴台数・ダウンロード数は1台・HD画質で映画、ドラマを無制限で視聴できるほか、スマホゲームをプレイできるプラン。
すでにプランに契約している場合はプランを変更するまで引き続き利用できますが、今後、新規契約者は月額790円の広告つきスタンダード、月額1,490円のスタンダード、月額1,980円のプレミアムプランの3種類からプランを選ぶことになります。
広告つきプランにダウンロード機能が追加予定
Netflixがベーシックプランを廃止した理由は収益改善です。
中間プランを廃止することで、スタンダードプランなど収益率の高い上位プランへの移行促進を狙ったもの。先行する海外で取り組みが成功したことを受けて日本を含めた数カ国で廃止が拡大しました。
Netflixは低価格な広告つきプランも好調としており、新規登録者の3割が広告つきプランを選択しているとのこと。また、今年第3四半期(7月〜9月)のプラン加入者は前四半期から70%も増加しています。
なお、来月には広告つきプランでもダウンロード視聴が可能になると予告されています。
収益改善を目的に不正なアカウント/パスワード共有の対策も強化されており、日本でも不正対象のユーザーにアカウント共有が禁止されていることをメールで案内しています。
現時点では注意喚起のみですが、海外ではプランにメンバーを追加するために月額7.99ドルの追加料金を支払う必要があり、日本でも追加請求がスタートするものと予想されます。なお、メンバーの追加は広告付きプランでは利用できません。
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