Google Tensor G6は何が進化した?AI処理は最大3.5倍、ブラウジングは25%高速化、ゲーミングも改善
Y.Sakakura
Googleが8月20日に発売するPixel 11シリーズには、Google史上最も高速で強力なチップ「Google Tensor G6」が搭載されます。
最新チップによって、夜景モードが瞬時に撮影できるようになり、超解像ズームProでは最大120倍ズームを実現。スクロールやスワイプといった基本操作を快適にするだけでなく、AIを活用した便利な新機能も実現しています。
気になるのがGPUの性能です。Tensor G6ではどこまで進化したのでしょうか。
Tensor G6はゲームも改善。ただしGPU性能は不明
Tensor G6では、メモリ帯域幅を拡大するとともに、TPUの演算性能が50%も向上しています。
高性能化したTPUとGemini Nanoモデルを組み合わせることで、AI処理は最大3.5倍高速になりながら、消費電力は最大3.5分の1に抑えられています。
CPUも強化され、日常的な操作が改善されています。ウェブブラウジングは25%高速化し、アプリの起動速度も15%向上しました。

国内発表会に登壇したGoogle Pixel プロダクト マネジメント シニアディレクターのピーター・プルナスキー氏は、Tensor G6が「カメラ性能の向上にも大きく貢献している」と説明します。
新しいISPにはポートレート動画専用のカスタムアクセラレータを搭載。高解像度の背景ぼかしをリアルタイムで処理できるようになり、初めて4Kのボケ動画に対応しました。光の少ない暗所での画質も向上しています。
一方、現時点ではGPUの進化について具体的な説明はありません。国内発表会の質疑応答でも質問がありましたが、GPUの性能やどれだけ向上したのかは明らかにされませんでした。
それでもプルナスキー氏は、Tensor G6では日常的な利用体験全体の最適化を目指しており、Gemini Intelligenceだけでなく、画面のスクロールやスワイプといった基本操作、ゲーミングもその対象に含まれると説明。続けて今年はゲーミングについても改善していることを明らかにしました。
GPUの性能がどの程度向上したのか、あるいはGPU以外の最適化によってゲーム体験を改善しているのかは、現時点ではわかりません。実際のゲームでどれほど進化しているのか、実機で検証できればフルレビューでお伝えします。























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