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SMSが進化、携帯3社が「+メッセージ」を5月提供。写真や動画、スタンプのやりとり可能に

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Yusuke Sakakura更新日:2018/04/14 10:29
SMSが進化、携帯3社が「+メッセージ」を5月提供。写真や動画、スタンプのやりとり可能に

4月10日、ドコモ・au・ソフトバンクが都内でプレスカンファレンスを開催し「+メッセージ」を2018年5月9日から提供すると発表した。

SMSを進化させた新サービスの「+メッセージ」では、3社間であれば文字数を気にすることなく携帯電話宛てにメッセージを送信できるほか、写真や動画のやりとりもできる。

電話番号だけで写真や動画、スタンプのメッセージやり取り可能に

携帯3社「+メッセージ」を5月提供開始。SMSで写真や動画のやりとり可能に

従来のSMSでは携帯電話番号で送り先を気にすることなくメッセージをやり取りできたが、写真や動画の送受信には対応していなかった。70文字といった厳しい制限もあり、LINEの普及もあってキャリアメールと共に使われないサービスになっている。

キャリアの独自アンケートによればSMSの携帯電話番号を知っていればテキストを送ることができるメリットについて87%が満足している一方で「送信可能な文字数の増加」、「写真/ファイル共有」、「既読/未読確認」、「グループチャット」といった点で改善要望があがっているそうだ。

そこで登場するのが「+メッセージ」だ。世界的に標準化されている「RCS」に準拠したサービスでSMSの良さをそのままにさらに便利なメッセージサービスを提供する。「+メッセージ」の特徴は3つある。

簡単・安心:IDやパスワードは不要。電話番号だけでやりとり可能に

「+メッセージ」では、SMSのように携帯電話番号だけでメッセージが送れる。利用にあたってIDやパスワードなど面倒な登録作業は不要だ。また、連絡先に登録していない不明な差出人からメッセージを受信した場合は“未登録”のラベルが表示されるため安心して利用できる。

便利:写真や動画、音声メッセージ、地図情報などもやりとり可能

携帯3社「+メッセージ」を5月提供開始。SMSで写真や動画のやりとり可能に

「+メッセージ」では、携帯電話番号がわければ誰にでもメッセージが送れる。メッセージは文字数を気にすることなくチャット形式でテキストメッセージはもちろん、写真や動画、音声メッセージ、地図情報、手書き文字といったリッチコンテンツも送受信できる。

相手が「+メッセージ」に対応してない場合はSMSでメッセージが送信される。なお、相手が対応しているかどうかはアプリ上で確認できる。

携帯3社「+メッセージ」を5月提供開始。SMSで写真や動画のやりとり可能に

+メッセージのアイコンが表示されない相手にはSMSで送信される

既読機能や複数人で同時にメッセージをやり取りできるグループ機能、ファイル共有にも対応する。なお、既読機能は設定からオフにすることも可能。オフにした場合は双方ともに既読がつかなくなる(相手がオフにすると自分もオフになる)。

楽しく:500点の無料スタンプを提供

携帯3社「+メッセージ」を5月提供開始。SMSで写真や動画のやりとり可能に

リッチコンテンツに加えてLINEのようなスタンプにも対応する。サービス開始時は500点の無料スタンプが提供され今後も順次追加されている予定だ。なお、有料スタンプの販売やユーザーが作成したスタンプの販売も検討しているという。

今後も機能を拡張。カスタマーサポートとのやり取りや予約確認も

「+メッセージ」は今後も機能を拡張し、単なるメッセージサービスに留まらないコミュニケーションプラットフォームに拡張する予定だ。企業からの大切なお知らせや各種手続き、企業とのコミュニケーションサービスの導入を検討、具体的にはカスタマーサポートとのやり取りや予約確認、リマインド通知などの提供を予定している。さらに、要望があれば個人間の送金サービスも検討するようだ。

「+メッセージ」と「SMS」の比較

+メッセージSMS
テキスト・絵文字最大全角2,730文字最大全角70文字
写真・動画
(最大100MB)
×
スタンプ×
グループメッセージ×
音声メッセージ×
地図情報×
料金パケット通信料通数課金

iPhoneとiPadにも提供予定

サービス開始日は2018年5月9日。専用のアプリケーションのアップデートやストアからのダウンロードで利用可能になる。2018年5月以降に発売される機種にはプリインストールされる。

対応機種はAndroid 4.4以上とiOS 9.0以上のスマートフォンとタブレット。iPhoneとiPadは準備ができ次第、提供する予定だ。また、サービスが利用できるのはドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォン、タブレットを利用するユーザーのみ。今後は携帯電話(フィーチャーフォン)への提供も検討していく。

MVNOの対応は導入希望に応じて検討を進めるとのこと。サービス開始時点ではワイモバイルやUQ mobileでも利用できない。

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