楽天モバイルが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて5Gサービスの開始時期を延期することを発表した。
第4のキャリアとして携帯電話事業を開始した楽天モバイルは4月に4Gサービスの提供を開始、今年6月からは5Gサービスの提供を開始する予定だった。
約3ヶ月をめどに延期
5Gサービスの開始延期は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた開発状況を勘案したもの。
5Gネットワーク構築およびサービス開始に向けた準備を着実に進めてきたものの、主に5Gネットワークにおけるグローバルでのサプライチェーンの一部が影響を受けたことにより、準備活動の継続が困難な状況が発生しているという。
これにより、当初2020年6月を予定していた5Gサービスの提供開始時期について、約3カ月をめどに延期する見通しを発表。新たなサービス開始時期および詳細については、新型コロナウイルス感染状況を注視しながら検討して改めて発表する。
なお、今年度末までの5G基地局の設置計画は現時点では変更しないとしている。
「新型コロナウイルス感染症に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、困難な時期においても、業務にあたっている当社ならびにパートナー企業の従業員の方々へ感謝を申し上げます。影響を最小化し、近い将来に当社の5Gサービスを開始できるよう、引き続き尽力してまいります」
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