12月21日、楽天モバイルはiPhoneで着信に失敗する事象が発生していると正式に案内し「お客様にはご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。」と謝罪しました。
不具合はiPhoneを利用中の一部ユーザーを対象に、主にパートナー回線エリアにおいてサービスを利用中に着信に失敗する事象が発生していると案内しています。
ネットワークのソフトウェアアップデートで対応
楽天モバイルによると、利用状況や電波環境を個別に聞きながら調査を行うと共に、端末本体の電源の入れ直しや、Wi-Fiおよび機内モードのオン・オフを試してもらうなど、暫定的な対処方法を案内しているとのこと。
根本的な対処方法としてネットワークのソフトウェアアップデートにて対応しているものの、引き続き事象が発生している場合は、9:00~20:00まで年中無休の楽天モバイルコミュニケーションセンター(0800-805-0060)まで問い合わせるよう呼びかけています。
ゼロから基地局の整備を始めた楽天モバイルでは、自社の基地局を利用する楽天回線エリアと、全国に整備されたKDDIの基地局を利用するパートナー回線エリアの2種類のエリアでサービスを展開していて、今回の事象はパートナー回線エリアで利用中に発生するようです。
パートナー回線エリアは、都道府県ごとに楽天回線の人口カバー率が70%を上回った時点で、両社の協議をもってローミングの提供継続・終了が決定される方針。実際に東京都では、2020年4月1日から順次、パートナー回線から楽天回線に切り替えされていて、2021年3月末に原則切り替え済みと案内されています。
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