楽天モバイルが契約者と異なる第三者がサービスを不正に利用する事案が発生していると注意喚起しています。
不正利用の手口はフィッシングサイト等で楽天IDおよびパスワードを入手し、契約者が利用中のSIMカードをeSIMとして再発行してからモバイル通信サービスを不正に利用する、いわゆるSIMスワップです。
楽天モバイルはパスワードを使いまわさないことや、使いまわしている場合はパスワードの変更、ログイン通知機能を利用することを呼びかけています。
2段階認証は利用できず
すでに身に覚えのないeSIM再発行が行われている場合は、まず回線の利用停止を行った上で、楽天IDとパスワードの変更→楽天モバイル回線の利用再開→eSIM再発行→eSIMプロファイルのダウンロードをする必要があります。
対応手順がわからない場合は9時から17時まで年中無休で利用できる専用窓口(050-5830-1213)まで連絡が必要とのこと。Rakuten Linkからの通話は無料です。
楽天モバイルは楽天IDの設定で「メールアドレス以外をユーザIDとして使用する」をオンにすることを推奨しており、ログイン履歴の定期的な確認も呼びかけています。
なお、使い回したIDやパスワードの不正入手や流出に対しては2段階認証が有効ですが、楽天モバイルのログイン時に利用するmy Rakutenアカウントでは2段階認証を設定することはできません。
不正ログインを回避するには、パスワードの使い回しはもちろん、パスワードを長く複雑なものに設定または変更する必要があります。覚えられない場合は、パスワード管理アプリの1Password(使い方)やOS標準のパスワード管理機能を利用しましょう。
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