Samsung、iPhoneをGalaxyに変えるウェブアプリ「iTest」を公開
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

4月9日、Samsungが新しいウェブアプリ「iTest」を公開した。
これはiPhoneユーザーをGalaxyに取り込むためのウェブアプリで、ホーム画面に追加してアプリを起動するだけでGalaxyスマートフォンやAndroidがどういったものかをiPhoneでカンタンに試すことができる。
iPhoneでGalaxyスマートフォンを体験できるウェブアプリ
iTestで体験できるのはGalaxyスマートフォンのホーム画面や設定画面、戻る/ホーム/アプリスイッチャーのボタン操作、Galaxy Storeで配信されているアプリの確認、テーマ変更・きせかえ機能、カメラアプリの説明、メッセージアプリと通知、通話の着信など。
戻るボタンやApp Storeではダウンロードできないフォートナイトの配信など、主にiPhoneではできないことを集中的にアピールしているようだ。

そういったこともあって起動できるのはSamsung製の一部の標準アプリだけ。TwitterやGmail、Chrome、フォートナイトを含めたゲームアプリなどを起動することはできないが、TwitterはiPhoneで使ってもGalaxyで使っても大きな違いはない。
ウェブアプリのデキは非常に優秀で、本当にGalaxyスマートフォンが動作している感覚が味わえる。すべての機能を利用することはできず、体験できるのは一部にすぎないが、違和感を覚えるほどのリアルさがある。
iTestのドメインからわかるようにニュージーランド向けに提供されているが、ウェブアプリなので日本を含めた世界中からアクセスが可能。GalaxyスマートフォンやAndroidが気になっている人もそうでない人も一度使ってみることをおすすめする。
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