Galaxy Z Fold5|Z Flip5が7月26日に発表へ。Samsungが新製品発表イベント開催
Samsungが新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を日本時間7月26日(水) 20時から開催します。
Instagramなどの公式サイトでは、ティザー動画が公開されており、折りたたみスマートフォンの登場が示唆されています。
Samsungは毎年夏にポケットからタブレットサイズのディスプレイを取り出せるGalaxy Z Foldシリーズと、スマホを半分に折りたたんで持ち運べるGalaxy Z Flipシリーズの新作を発表していること考えると、今年は「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の2機種が登場するはずです。
今年は折りたたみスマートフォンが盛況です。巨大なカバーディスプレイを搭載することで、これまでのスマートフォンの利用方法を大きく変えるMotorolaの「razr 40 Ultra」に加えて、待望のGoogleから「Pixel Fold」が登場しました。
折りたたみスマートフォンをリードするSamsungは、これらの競合機種を迎え撃つことになります。
タブレットサイズのディスプレイをポケットに入れて持ち運べる「Galaxy Z Fold5」は、大きなアップデートは噂されていないものの、折りたたみスマホのコアであるヒンジが水滴機構に最新化され、ボディを折りたたんだ時に隙間ができないように改善し、課題の1つである耐久性が向上する予定です。
これにより閉じた時の厚みが薄くなり、ポケットに入れた時でも不快感なく持ち運べるようです。
Samsungは折りたたみの薄型化に取り組んでいることもあって、ディスプレイをペン操作できるSペンは今作でも本体には収納できず、専用のケースに収納する形になります。Sペンも別売りになるでしょう。
おそらく最大のアップデートは、チップセットの最新化です。
2023年のフラグシップ向けチップセット「Snapdragon 8 Gen2」は、かなり調子が良く発熱・電池持ち共に過去数年のSnapdragonと比べると明らかな違いがあります。また、Samsungのデバイスに特別に最適化されたSnapdragon 8 Gen2 for Galaxyが搭載されることになるでしょう。
折りたたみスマートフォンのなかでもFoldフォンは、まだまだ課題が多く完成が見えませんが、Flipフォンは徐々に完成に近づいているように感じます。
Flipフォンで今後のトレンドになりそうなのはカバーディスプレイの巨大化。
Motorolaの「razr 40 Ultra」は背面のほぼ半分をディスプレイで覆うことで、通知や時間を確認するだけでなく、キーボードによる文字入力やマップアプリによるルートの確認も可能にし、背面のディスプレイをカメラのファインダー代わりにして高画質のメインカメラで撮影できるなど、Flipフォンを大幅に進化させました。
Galaxy Z Flip5もカバーディスプレイをこれまでの1.9インチから約1.8倍となる3.4インチまで巨大化させるようです。
画質の良いメインカメラで自撮り・グループショットする時に役立つファインダーがより良いものになり、再生中の音楽の早送り・早戻し、再生/一時停止、スキップ、シークバーによる再生位置の変更がより簡単になるはず。
発表イベントは公式サイトでライブ配信される予定です。
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