Apple、今年後半にSiri強化へGemini採用。革新的な新体験を提供
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが年内に予定しているSiriを含む「Apple Intelligence」の強化に向けて、Googleと提携し、Geminiを活用すると報じられました。
CNBCによると、Appleの基盤モデル(Apple Foundation Models)の一部にGeminiモデルとクラウド技術が使われる見通しで、提携は複数年にわたるとされています。
Appleは「慎重に評価した結果、Googleの技術がApple Foundation Modelsに最も優れた基盤を提供すると判断した。これによりユーザーに革新的な新体験を届けられる」と説明しています。
Siriの“遅れ”を埋める一手に
生成AIの進化についていけず、出遅れているAppleは今年大きなキャッチアップを計画しています。
目玉の1つが、2024年のWWDCで発表されたパーソナライズ化されたSiriです。
AIがiPhoneの画面上の情報を理解して操作を手助けしたり、どのアプリで送受信したか分からないメッセージを横断して探したり、写真を「少し明るくして」と音声で編集して、そのままメモに添付するといった一連の作業も可能になるとされています。
これまでも、Siri強化のためにGeminiが活用されると報じられてきました。
Appleのクラウドモデルが約1,500億パラメータ規模であるのに対し、Geminiは約1.2兆パラメータと伝えられています。このパラメータ数はAIの知識の量を表す指標で、数が多いほど、より多くの情報を学習し、複雑な文脈を理解して正確に処理できるようになります。
今回の提携でAppleがGoogleに年間約10億ドルを支払うとする報道もあります。Googleがデフォルト検索エンジンの対価としてAppleに支払っているとされる年間約200億ドル規模と比べれば、小さく見える金額です。
なお、Geminiの採用は“つなぎ”にとどまり、将来的にはAppleが開発を進めている約1兆パラメータ規模の独自モデルへ移行する可能性も報じられています。





















コメントを残す