ソニーが年内に発売予定と発表したゲームデバイス「Project Q」の実機動画が流出しました。
Project Qは、カーソルキーと△○x◻︎ボタンが左右に分かれたPS5専用コントローラーDualSenseに挟まれる形で8インチ/60fps/1080pのディスプレイを搭載。
PlayStation 5とWi-Fiで接続してゲーム映像をストリーミングすることで、PS5本体から離れた場所でもゲームが楽しめるリモートプレイデバイスであることが明らかにされています。
Zuby_Techが公開したProject Qのテストデバイスまたはプロトタイプと予想される実機動画には、アナログスティックを使ったカーソル操作やタッチパネルのスクロール、○ボタンでのキャンセル操作、Androidならではの3ボタンナビゲーションを操作する様子が収められています。
また、QC Test Appも確認されていることから、多くのAndroidデバイスに搭載されるQualcommのチップセットを採用するようです。
ソニーが過去にリリースしたPSPやPS VITAといったモバイルゲーミングデバイスには独自OSが搭載されていた気がしますが、Project Qは独自システムのUMDやPS VITAカードが動作することはなく、あくまでもリモートプレイデバイスとなることから独自OSを開発するまでもありません。
Xperiaを代表にAndroidとQualcommチップにおけるリモートプレイデバイスは、すでに多くのスマートフォンで利用可能です。
販売価格が上がってしまう懸念はありますが、4Gや5Gを利用したリモートプレイにも対応する可能性も考えられます。
Wi-Fi専用デバイスになった場合、基本的には宅内で利用する形になりますが、本体にSIMカードを挿入したり、eSIMをダウンロードしてWi-Fi不要でネットに接続できるのであれば、PS5のゲームを屋外にも持ち出すことができます。PS5のリモートプレイは、すでにモバイルデータ通信もサポートしています。
なお、Project Qはクラウドゲーミングもプレイできる可能性が報じられていますが、その場合でも独自OSは不要なはずです。
PlayStation Project Q Leaks:#PlayStation #ProjectQ https://t.co/gyFrsW7xkN pic.twitter.com/0R0yQIdr0I
— @Zuby_Tech (@Zuby_Tech) July 22, 2023
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