JR東日本が新しいコード決済サービス「teppay(テッペイ)」を10月20日11時から順次スタートします。
teppayは、モバイルSuicaのアプリに追加され、最大30万円の買い物や家族・友人への残高の受け渡しに対応。ビューカードを紐付ければ、事前にチャージすることなく支払うこともできます。
Suicaとの大きな違いは支払い方法。タッチして支払うのがSuica、QRコードやバーコードで支払うのがteppayです。また、Suicaは残高上限が2万円ですが、teppayでは最大30万円まで決済できます。
Suicaとteppay、残高は完全に別
Suicaとteppayは、どちらもモバイルSuicaアプリを利用しますが、残高も支払い方法も別です。
SuicaはSF(電子マネー)の残高上限が2万円。teppayは残高から最大30万円まで決済できます。
| Suica | teppay | |
|---|---|---|
| 利用上限 | 残高上限2万円 | 最大30万円まで決済可能 |
| 主な支払い | タッチ決済 | コード決済 |
| 鉄道・バス | 利用可能 | 直接利用不可 |
| 残高の送受信 | 不可 | 可能 |
| 残高の移動 | teppayへの移動不可 | Suicaへのチャージ可能 |
2つの残高は一体化されず、teppayからSuicaへの一方通行で移すことができます。
例えばteppayに1万円入っていても、そのまま改札を通ることはできません。電車やバスに乗る場合は、teppay残高からSuicaに必要な金額をチャージして使います。
逆にSuicaに入っている残高をteppayへ移すことはできません。
最大30万円の買い物。ビューカードならチャージ不要
teppayでは、マイナンバーカードによる本人確認を行うことで、teppay残高を使って最大30万円まで決済できます。
チャージ方法はビューカード、銀行などの金融機関、セブン銀行やローソン銀行のATMなど。ほかのteppayユーザーから受け取った残高も使えます。
さらにビューカードを紐付けると、teppay残高に事前チャージせず、ビューカードから直接支払う「ビューカード連携支払い」が利用できます。この場合はteppay残高の30万円ではなく、クレジットカードの利用限度額まで支払えます。
つまり、teppayの支払い方法は大きく分けて2つ。
teppay残高にチャージして支払う方法と、ビューカードから直接支払う方法です。
Suicaが使える店=teppayが使える店ではない
もう1つ注意したいのが使える店です。
Suicaなどの交通系電子マネーは、2026年8月末時点で全国約235万店舗以上に対応しています。
teppayはJR東日本グループの商業施設やteppayマークのある店舗に加えて、「Smart Code」対応店で利用可能。2026年3月末時点で全国170万か所以上とされています。
Suicaに対応している店で、そのままteppayも使えるわけではありません。
さらにアプリ内で「teppay JCB プリカ」を発行すれば、日本国内のJCBブランド加盟店でteppayのオンライン決済にも利用できます。
残高を送れる。受け取ったお金をSuicaにもチャージ

Suicaにはない大きな機能が、teppayユーザー同士での残高の受け渡しです。
家族や友人にteppay残高を送り、受け取った側は買い物に使うだけでなく、自分のSuicaにチャージすることもできます。
例えば、子どもに交通費としてteppay残高を送り、子どもが必要な金額だけSuicaにチャージするといった使い方が可能になります。
2027年春にはモバイルPASMOにもteppayが追加される予定。モバイルSuicaとモバイルPASMOのユーザー間でもteppay残高を送り合えるようになります。
支払いで0.5%、ビューカードなら1%還元
teppayには独自のポイント還元も用意されます。
teppay残高で支払った場合は、支払額の0.5%分を「teppayポイント」として付与。teppayポイントはJRE POINTへの交換に対応します。
ビューカード連携支払いでは、支払額の1%分をJRE POINTで還元。一部、ポイント付与の対象外となる利用先もあります。
サービス開始を記念して、11月4日からは20%還元キャンペーンも実施されます。
エントリーしたうえでteppayを使って500円(税込)以上のコード決済をすると、20%分のteppayポイント(期間限定)を還元。上限は1人5,000ポイントで、12月25日まで実施予定です。ポイント付与上限に達した場合は早期終了する可能性があります。





















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