ソニーモバイルの次期フラグシップモデル「Xperia Z4」は、既に技適を通過しているとみられ、日本では夏モデルとして発売と報じられていますが、発売後して長い期間を空けることなく後継機の「Xperia Z5」が登場するのかもしれません。
ソニー、2015年後半に新しいXperiaの発表を示唆
クアルコム社は、2014年4月に発表した「Snapdragon 810」シリーズを搭載するスマートフォンが既に60機種以上存在し、今後、数週間から数ヶ月以内にSnapdragon 810を搭載したスマートフォンが続々と発表されることを明らかにしました。
この発表の中で、古くからクアルコム社のSnapdragonシリーズのCPUを採用するソニーモバイルは、「（Snapdragon 810を搭載した）Xperiaの新製品が今年後半にも登場する」とコメントを寄せています。
“Whether it’s long-lasting battery life, watching the latest movies or enjoying music in Hi-Res Audio quality, our customers are increasingly demanding more from their Xperia device to deliver the latest content and entertainment experiences,” said Gen Tsuchikawa, senior vice president and chief strategy officer, Sony Mobile. “We’re excited about the new capabilities of the Snapdragon 810 processor and are looking forward to working with Qualcomm Technologies as we bring new Xperia products to consumers later this year.”
引用元：Qualcomm Snapdragon 810 Processor Powers Premium Tier Mobile Experiences of 2015 | Qualcomm
Xperia Z4が2015年春〜夏に発売、Xperia Z5が後半に発売か
次期モデルの「Xperia Z4」は、今年の春〜夏にかけて発表されるという噂が複数あるということや、既に技適やFCCを通過していることも考えると、「Xperia Z4」は2015年度の前半に発売され、その次のモデルとなる「Xperia Z5」は2015年度の後半に発売される可能性が高いように感じます。
その「Xperia Z5」に搭載されるとみられるSnapdragon 810シリーズの特徴は、Android 5.0でサポートされた64ビットをサポートすることや下り最大450MbpsのLTE Cat 9、消費電力の低減など。
一方、今年前半に登場する「Xperia Z4」は、リーク情報などからSnapdragon 805シリーズが搭載されるという噂があり、このCPUには64ビットはサポートされません。
今のスマートフォンに64ビットのCPUや大容量のメモリが必要なのか？という疑問もある一方で購入するのであればできるだけ長く使える、よりスペックの高いスマートフォンを購入したいという人も多くいるかと思います。
サイクルの早いスマートフォンは欲しい時が買い時でもありますが、今回に限っては少し待った方が良いのかもしれません。
ちなみに、冒頭でも書いたとおり、「Xperia Z4」については、3月2日〜3月5日に開催されるモバイル関連製品の展示会「Mobile World Congress 2015」で正式発表されるとの噂もあります。
噂どおり「Xperia Z4」が発表されるのであれば、今年はフラグシップモデルのXperiaスマートフォンが2機種登場することになりそうです。
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