最近では使っている人をよく見かけるようになったAppleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッズ)」(レビュー記事)
AirPodsはiPhoneやiPadなどApple製品での利用を想定しているがAndroidにも対応している。Androidで利用する場合、耳から外すと音楽を一時停止、装着すると再生などいくつかの特徴的な機能は失われる。もちろん、Siriを呼び出すこともできない。
そこで開発されたのが「AirPods for GA」だ。このアプリをインストールすればAirPodsを使って「Googleアシスタント」を起動することができる。
AirPodsを2回タップして「Googleアシスタント」を起動するアプリ
AirPodsとペアリングされたAndroidスマートフォン/タブレットにGoogle Playストアから「AirPods for GA」をダウンロードすると、AirPodsのイヤホンを2回タップするだけでGoogleアシスタントが起動する。
通常、AndroidスマートフォンでGoogleアシスタントを起動するには「OK Google」または「ねぇ、Google」と話しかける必要があるが「AirPods for GA」を利用すればカンタンにGoogleアシスタントを起動できるというわけだ。
アプリが動作するのはスマートフォン/タブレットにロックがかかっている時だけだが、画面ロックが解除されている場合はホームボタンを長押しすればGoogleアシスタントが起動するため特に気にする必要はないだろう。
「AirPods for GA」をダウンロードしたら“使用状況へのアクセス”や“アプリの通知”の権限をオンにする必要がある。また、Google PlayストアではPixelなど一部の機種では利用できないとの報告も確認されている。手元のNexus 5Xでも動作しなかったが、それでもレビュー評価は4.4と高い数値になっている。
Googleアシスタントでは、「ジャズを再生して」「次の曲」「音量を上げて」などの音楽操作のほかにもスポーツの試合結果・最新情報、音声翻訳、Wi-Fiのオン・オフ、ナビ、交通状況などAirPodsを利用している場面で役に立つ音声コマンドが多数用意されている。
昨年12月に発売された「AirPods」は長期間にわたって在庫不足が続いていたがようやく解消された。Apple公式サイトの出荷日は1-3営業日、Amazon.co.jpでは5%オフで購入できる。
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