Google I/O 2015にて発表された「Android M」ですが、早速、開発者向けの先行提供版となる「Android M Developer Preview」が公開されました。
「Android M Developer Preview」のインストール方法とダウンロード先を紹介しておきます。
「Android M Developer Preview」の対応機種
「Android M Developer Preview」をインストールできる機種は、Nexus 5、Nexus 6、Nexus 9、Nexus Playerの4機種となっています。Nexus 4やNexus 7にはインストールできません。
「Android M Developer Preview」のダウンロード先はここ
「Android M Developer Preview」は以下のリンク先から入手することができます。
- Downloads | Android Developers
リンク先にアクセスしたら、「Hardware System Images」の欄に移動して、Android MをインストールしたいNexusデバイスのリンクをクリックします。
すると、利用規約が表示されるので、確認後「I have read and agree with the above terms and conditions」にチェックを入れて、青色のダウンロードボタンをクリックしましょう。
「Android M Developer Preview」のインストール方法
Android Mのダウンロードが完了したら、ファイルを解凍します。
すると、イメージファイルやバッチ、スクリプトが展開されるはずです。
Android Mをインストールデバイスにて、設定画面を起動し、「端末情報」に進んで、「ビルド番号」何回か連続でタップします。
さらに、設定画面から「開発者向けオプション」に進んで、「USBデバッグ」にチェックを入れます。
インストールするNexusデバイスとPCを接続して、Macならターミナル、Windowsならコマンドプロンプトにて「adb reboot bootloader」を実行して、Nexusデバイスのブートローダーを起動します。
次に「fastboot oem unlock」を実行します。このコマンドを実行すると共に端末が初期化されるのでご注意を。後から復元するのであれば、バックアップなどを取ってからやりましょう。
ターミナルまたはコマンドプロントにて、cdコマンドを実行して、解凍したAndroid Mのファイルまで移動したら、「flash-all」スクリプトを実行します。
Macなら先ほど解凍したファクトリーイメージ内に含まれる「flash-all.sh」をCommand + Cでコピーした後、ターミナルを起動してCommand + Vで貼り付けた後、Enterを押すと、ファクトリーイメージによるアップデートが開始されます。
Windowsならflash-all.batをダブルクリックでもOKのはず。
これでAndroid M Developer Previewのインストールが始まります。仕上げにセキュリティ面を考慮して、再度ブートローダーでNexusデバイスを起動したら「fastboot oem lock」を実行しておきましょう。
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