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Android 16の配信時期は2025年第2四半期に。例年より前倒し、まもなくデベロッパープレビュー公開

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2024/11/01 9:21
Android 16の配信時期は2025年第2四半期に。例年より前倒し、まもなくデベロッパープレビュー公開

GoogleがAndroid 16を2025年第2四半期(4月から6月)に配信することがわかりました。

Android 15は数週間前にGoogle Pixelデバイス向けにリリースされたばかりですが、早ければ半年後には次の大規模なバージョンアップデートが配信されることになります。

年に2回、SDKリリースを実施

Googleが、これまで年に1回だったSDKのリリースを年に2回に増やすことを発表しています。

1回目は、アプリに影響を与える動作変更を含む大規模なメジャーリリースとして4月から6月に行い、機能アップデートや最適化、バグの修正など小規模なマイナーリリースを9月から12月に行います。

2025年のAndroid配信スケジュール
2025年のAndroid配信スケジュール

メジャーリリースは、従来のSDKリリースに相当するOSアップデートに直結するもので、これまではおおよそ第3四半期に実施されていましたが、Android 16では第2四半期に前倒しされることになります。

なお、マイナーリリースでは、アプリに影響を与える動作変更はなく、APIレベルの増分も行われません。その代わり、新たにマイナーAPIレベルが追加され、開発者は新しいマイナーAPIレベルを参照することで動作の振り分けが可能になるようです。

リリース時期を変更する狙いは、リリースタイミングをデバイスの発売スケジュールに合わせること。Googleは、今回の変更によって多くのデバイスがAndroidのメジャーリリースをより早く入手できるとしています。

これまで新機種の発売からわずか数ヶ月後に、次のAndroidがリリースされることがありました(Galaxy Zシリーズなど)が、Android 16では減少するかもしれません。

メジャーリリースの前倒しに合わせて、デベロッパープレビューとベータプログラムの開始時期も早める必要がありますが、Googleはデベロッパープレビューの配信をまもなく開始すると案内しています。近年では2月に行われていましたが、Android 16では年内にリリースされる可能性があります。

また、第1四半期と第3四半期には、品質の確保を目的としたアップデートも提供されます。現在、品質向上を目的としたアップデートは、Quarterly Platform ReleaseーQPRアップデートとして四半期ごとにリリースされていますが、QPRアップデートにも変更があるかもしれません。

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