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Appleがバッテリーの劣化によってiPhoneの性能を低下させていた問題で保証対象外のバッテリー交換費用を減額すると発表した。減額の適用時期については明らかにされていなかったが、サポートに問い合わせたところ1月以降になるようだ。
なお、バッテリー交換費用の減額は性能が低下しているiPhoneに限定されるが、具体的な条件や性能低下の条件も明らかになった。
バッテリーの減額は2018年初頭のアップデート後
アメリカでは既に減額後のバッテリー交換サービスがスタートしているようだが、Appleサポートに問い合わせたところ、日本では2018年1月以降に適用される予定とのこと。
日本では今の段階で明確なサービス開始予定時期が明らかになっていないようだが、Appleから既に案内されているとおり、バッテリーの状態を確認できる新機能が追加される2018年初頭に配信予定のアップデート後に減額対応が始まるようだ。
これはバッテリー交換費用の減額対象が電池劣化によって性能が低下しているiPhoneに限定されていることが理由となっている。つまり、バッテリーが劣化しているかどうかをユーザーが調べられる状況になってから減額対応を行うことになる。
Appleは2016年11月からiPhone 6sのバッテリー交換プログラムを提供しているが提供直後に利用者が続出してバッテリーが在庫不足になったことが影響しているのかもしれない。
バッテリーの交換条件は電池性能が80%未満になってからとのことだった。Appleは「今回の判定基準もバッテリーの性能が80%未満になった場合、発症する可能性があるため」と説明している。つまり、Appleは電池性能が80%未満になった場合にiPhoneのパフォーマンスを低下させているようだ。
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