auが2017年夏モデルとしてスマートフォン7機種、ケータイ2機種の合計9機種を発表した。先行発表されたXperia XZsは発売済み。5月31日からはau Online Shopで全機種の予約受付がスタートしている。
au 2017年夏モデルの発売日
機種名 | 発売日 | 予約申し込み |
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Xperia XZs | 5月26日 | オンラインショップで購入 |
Galaxy S8 | 6月8日 | オンラインショップで予約 |
Galaxy S8+ | 6月8日 | オンラインショップで予約 |
AQUOS R | 7月上旬 | オンラインショップで予約 |
HTC U11 | 6月下旬 | オンラインショップで予約 |
TORQUE | 6月下旬 | オンラインショップで予約 |
Qua phone | 7月中旬 | オンラインショップで予約 |
かんたんケータイ | 8月中旬 | オンラインショップで予約 |
MARVERA | 8月中旬 | オンラインショップで予約 |
Xperia XZs
Xperia XZsは、世界初のスーパースローモーション撮影に対応したスマートフォンだ。
新たにMotion Eyeカメラシステムを搭載することで実現したスローモーション撮影は通常1秒30コマで撮影するところ960コマで撮影する32倍のハイスピード撮影が楽しめる。これは従来のスローモーション撮影と比べても5倍という驚異的な数値だ。
ハイスピード撮影のほかにも動く被写体を自動検知してシャッターボタンを押した瞬間から遡って3枚の写真を同時に記録する「先読み撮影」に対応する。全部で4枚の写真を撮影して決定的な瞬間を逃さず記録できる。スポーツなど動く被写体に強いカメラで夏に最適なカメラと言えるだろう。
スペック
OS | Android 7.1 |
サイズ | 146x72x8.1mm |
重さ | 161g |
ディスプレイ | 5.2インチ、フルHD |
カメラ | 19MP/13MP、スーパースローモーション撮影 |
プロセッサ | Snapdragon 820 |
メモリ/ストレージ | 4GB/32GB |
バッテリー | 2,900mAh |
Galaxy S8 / S8+
Galaxy S8 / S8+は、細長の「インフィニティディスプレイ」が特徴のモデルだ。
従来の16:9に比べて細長の18.5:9の有機ELディスプレイを採用することで大画面化と横幅のスリム化を実現した。細長の画面はLINEのトーク画面やInstagramのフィード画面など縦並びの画面により多くの情報を表示できる。また、横向きで映画などの動画を視聴するときは画面いっぱいに表示されるため没入感の高い迫力ある映像が楽しめる。
また、ホームボタンを物理式からディスプレイ内蔵式の感圧式に変更したことで“ほぼ画面”を実現。指紋認証は背面に配置変更されたが、顔認証や虹彩認証によってスムーズな画面ロックの解除が可能だ。
予約・購入キャンペーンも実施されており、対象期間内に予約した上で購入すると最新のVRデバイス「Gear VR with Controller」が全員にプレゼントされる。
スペック
OS | Android 7.0 |
サイズ | 149×681×8.0mm / 1600×73×8.1mm |
重さ | 150g / 173g |
ディスプレイ | 5.8インチ / 6.2インチ、QHD+ |
カメラ | 12MP/8MP |
プロセッサ | Snapdragon 835 |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー | 3,000mAh / 3,500mAh |
AQUOS R
AQUOS Rは“SERIE”に変わるシャープの新フラグシップモデルだ。「R」には、Reality(映像美)、Response(快適な操作感)、Robotics(人工知能)、Reliability(信頼性)の4つの意味が込められている。
映像美を実現するのは1.8倍も高精細化されたWQHDのIGZO液晶だ。色域は23%アップ、実物に近い色合いで鮮やかに映像を映し出す。さらに、陰影まで忠実に再現するHDRに対応。自分で撮影した動画もHDRとして再生する「バーチャルHDRに」も利用できる。
快適な操作感は最新の高性能プロセッサを搭載することで実現。処理能力は約20%アップし、メモリの読み出し速度が向上したことで端末の再起動とアプリの起動も高速化された。
人工知能は引き続きエモパーを搭載。OSには最新のAndroid 7.1を搭載し、発売から2年間はOSのバージョンアップを保証することで信頼性も確保している。
なお、auはジュエリーブランド「ete」とのコラボレーションによるauオリジナルカラーのライトゴールドがラインナップされる。
スペック
OS | Android 7.1 |
サイズ | 約153×74×8.7mm |
重さ | 約169g |
ディスプレイ | 5.3インチ、WQHD |
カメラ | 22.6MP / 16.3MP |
プロセッサ | Snapdragon 835 |
メモリ/ストレージ | 4GB / 64GB |
バッテリー | 3,160mAh |
HTC U11
「HTC U11」は、“握る”というシンプルなアクションで新世界に導く「エッジセンス」を採用したモデル。
エッジセンスは、ボディの側面に感圧センサーを搭載することで握りを検知して特定のアプリを起動したり、カメラのシャッターを切ったり、音声入力、対話型AI「Google Assistant」を起動できる新しいインターフェースだ。
カメラはDxOMark mobileにおいて史上最高評価となる90点を記録してGoogleのPixelやAppleのiPhoneを上回る性能を誇る。12メガピクセルのf/1.7の明るいレンズ、光学式5軸手ブレ補正、高速オートフォーカス、一度に複数の写真を撮影して合成することでテクスチャーと色を強調するHDRブーストにも対応する。
ボディデザインは3Dガラスを両面に搭載する「リキッド・サーフェイス デザイン」を採用。どの角度からもスリムに握れる全方位対称の曲面フォルムで水のようになめらかな質感を実現。カラーは光の反射によって2色が入り交じった複雑で鮮やかな色合いとなっている。
スペック
OS | Android 7.1 |
サイズ | 約76×154×8.3mm(最厚部9.7mm) |
重さ | 約176g |
ディスプレイ | 5.5インチ、WQHD(2560×1440) |
カメラ | 12MP/16MP |
バッテリー | 3,000mAh |
プロセッサ | Snapdragon 835 MSM8998 最大2.45GHz/1.9GHz(オクタコア) |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
TORQUE
「TORQUE」は、屋外や作業現場での通話利用や写真撮影を想定。ガラス割れを防ぐハイブリッドシールドとデバイスをガードする四隅のバンパー、背面カバーを金属ネジでロックするなど、高さ1.8mから鉄板やコンクリートに26方向で落下させる独自試験をクリアしたタフネススマートフォンだ。
カメラは広角幅135°のスーパーワイドアクションカメラによって躍動感あるアクティビティや目の前に広がる雄大な自然を切り取って記録できるほか、音声によるカメラ操作によってスマートフォンを固定せずとも撮影可能だ。
タフネス機能として画面や手が濡れた状態でも誤操作が発生しにくい「ウェットタッチ」、グローブをしたままでも使える「グローブタッチ」に対応する。また、外気圧や圏内・圏外の切り替わりを音声で教えてくれる通知機能も搭載する。
なお、300台限定で防水ウェアブランドHELLY HANSENとのコラボモデルが発売される。コラボモデルにはHELLY HANSENのロゴがプリントされ、セーリング時に風向きや方位、自位置などの情報を一括管理できるほか、アクティビティルートを記録できるアプリ「Sailor’s Log」がインストールされる。
スペック
OS | Android 7.1 |
サイズ | 約71×145×13.6mm(最厚部16.9mm) |
重さ | 約198g |
ディスプレイ | 4.6インチ、HD |
カメラ | 13MP/5MP |
バッテリー | 2,940mAh |
メモリ/ストレージ | 3GB/32GB |
Qua phone QX
「Qua phone QX」は商品の企画から設計・開発・試験・製造のすべての工程を国内で実施した安心の国産モデル。
ディスプレイ全体で音を伝える「スマートソニックレシーバー」や相手の音声を3つモードから自分が聞き取りやすい音質に調整できる機能、同じ電話番号から再着信があった場合に着信音量を徐々に大きくしてお知らせする機能など快適に音声通話ができる機能を備える。
ボディは防止、防じん、耐衝撃に対応。ディスプレイには強化ガラスを採用したことで長く使える耐久性を確保し、ユーザーの要望として片手でカンタンに画面をオン/オフできる「正面電源ボタン」を搭載、これにより端末を持ち替えることなく片手操作で画面のオン・オフが可能になった。
スペック
OS | Android 7.1 |
サイズ | 約73×146×8.9mm(最厚部9.2mm) |
重さ | 約139g |
ディスプレイ | 5.0インチ |
カメラ | 13MP/5MP |
バッテリー | 2,600mAh |
メモリ/ストレージ | 2GB/16GB |
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