アップルが、WWDC 2016の開催を前にしてAppStoreを大幅刷新することを発表しました。
大幅刷新の内容は「検索連動型広告の導入」「サブスクリプションの機能強化」となっており、2016年秋から導入される予定です。
2016年秋にAppStoreが大幅刷新、広告表示・柔軟な価格設定が可能に
アップルが開発者向けに行った公式発表によると、近くSearch Ads(検索連動広告)とSubscription Enhancements(サブスクリプションの強化)を実施するとのこと。
Search Adsは、AppStoreの検索結果内に広告を表示するというもの。表示される広告はユーザーの興味。関心に基づいたものでプライバシーが気になるところですが、アップルは尊重しながら提供するとしています。
Search Adsは今夏にもベータ版が提供されるとのこと。
Search Adsによって表示される広告
Subscription Enhancementsは、2年目からのサブスクリプション(月額課金など一定期間での販売形態)による開発者の収入が増加するとのこと。現在、サブスクリプションによって得られる開発者の収入は70%になっていますが、2年目からは85%までに引き上げられます。
さらに、サブスクリプションの価格を200段階まで細分化して柔軟に販売価格を設定できるよう改善するとしています。
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