NTTドコモは、本日都内で決算説明会を開催し、質疑応答の場で加藤社長は「2月から0円以下の販売を慎む」とし、実質0円を廃止する方針を明らかにしました。
実質0円は月々サポートの減額で対応、旧端末も含めて「実質0円」廃止に
ドコモの加藤社長は決算説明会の質疑応答にて、総務省から要請のあった実質0円の是正について回答しました。
実質0円については、これまでも自主的な改善に取り組んできたものの、なかなか実現できずにいたとし、「2月からは0円以下の販売を慎む」と発言。
また、総務省の有識者会議では主に新しいモデルを対象としていましたが、ドコモは旧端末も含めて0円以下の販売を慎むとしました。
なお、実質0円の廃止は、大部分を毎月の料金から一定額を割引く「月々サポート」を段階的に減額することで対応。代理店が端末を販売することで、キャリアから得られる販売奨励金の大幅な減額は行わないため、代理店への大きな影響はないとしました。
これにより、2月からは「実質0円」が新旧端末含めて廃止となる可能性が高いものの、代理店が行うキャッシュバックは継続することによって、実質0円が実質的に廃止にならない可能性も考えられます。
いずれにせよ、今日を含めた週明けまでの3日間はドコモショップへの駆け込み需要が起きると思われます。
更新月は3月から2ヶ月間に延長、長期契約者の割引は今後も拡充を検討
以前より報道のあった2年契約の更新月についても言及。2016年3月からは現在1ヶ月に設定している更新月を2ヶ月間に延長することを明らかにしました。詳細については後日発表するとのこと。
さらに、長期契約者の割引については、新プランの「シェアパック5」に対する長期契約者向けの割引サービス「ずっとドコモ割」の適用が第一段としながら、今後もガイドラインに沿った長期契約者への割引を検討すると話しました。
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