ソニーモバイルは、フラグシップモデルの「Xperia Z4」を今夏、日本で発売することを正式発表しました。
NTTドコモやau、ソフトバンクといった国内キャリアから2015年夏モデルとして発売されるものと思われます。
更なる軽量化と薄型化を遂げた「Xperia Z4」
Xperia Z4は、ホワイト、ブラック、カッパー、そして新色のアクアグリーンが追加された4色のラインナップが発表されました。Xperia Z3で特定の地域でのみ販売されたパープルは今回も投入が見送られています。
今回もボディには「オムニバランスデザイン」を採用。Xperia Z3からさらに約0.4mmの薄型化と約8gの軽量を実現し、より手になじみやすく携帯性に優れたXperiaになっています。
大きな変更点としては、側面から充電端子が姿を消し、側面のデザインがキレイに整ったこと。これはボディデザインの変更というよりは、USB端子のキャップレス防水が実現されたことによって、充電端子は役目を終えたためと考えられます。
「カメラスマホをきわめる」がキャッチフレーズ
Xperia Z4のキャッチフレーズは、「カメラスマホをきわめる」となっており、メインカメラの性能はXperia Z3と同等であるものの、新たな撮影モードとしてプレミアムおまかせオートにようやく「料理モード」が追加されました。
「料理モード」では、撮影シーンを自動で判別し、コントラストと色調整を行って美味しさを引き出すことが可能。料理を被写体にした時の失敗作――いわゆる「メシマズ」防止につながる機能となります。
Xperia Z1まではメシマズに写真が撮れてしまうと言われたXperiaのカメラ、Z2 / ZL2から改善されましたが、やはり撮影シーンによっては青く写ってしまい、メシマズとは言わないまでも、美味そうには見えない写真が撮れてしまうこともしばしば、、、「料理モード」がどれぐらい効果的なのか撮り比べてみたいところです。
実は、Xperia Z4で大きな進化を遂げたのはメインカメラではなくフロントカメラです。
「自撮り」「セルフィー」という言葉をよく聴くようになってからフロントカメラが重宝されるようになっていますが、Xperia Z4はそれに答えるかのように性能アップを実現。
画素数は220万画素から500万画素にアップし、焦点距離25mmの広角レンズを搭載したことで、フロントカメラでの撮影時により広く撮影できるようになり、グループ写真など複数人を画面内に収める時の撮影がよりカンタンに。さらに、手ブレを抑えるのに役立つ3段階のセルフタイマーにも対応しています。
Android 5.0、オクタコア、64bitなど基本性能も大幅神化を遂げた「Xperia Z4」
基本性能が大幅にパワーアップしたことにも注目。RAMは3GBとなったものの、CPUはクアッドコアからオクタコア（2.0GHz×4、1.5GHz×4）に進化し、Android 5.0 Lollipopで正式対応した64bitもサポートする。
Android 5.0 Lollipop関連で言えば、ソフトウェアのデザインも大幅に刷新。グーグルが提唱するマテリアルデザインとXperiaの世界観を実現するための「Xperia Spice」を上手く融合させたUIを実現。
Xperia Z4は2015年夏モデルとして登場、4月22日からは展示も開始
発売時期は2015年夏とだけアナウンスされていますが、例年通りであれば国内キャリアは5月中旬ごろに夏モデルを発表するものと思われます。その日に詳細な発売日も発表されるはずです。
また、Xperia Z4は、4月22日（水）より東京・銀座にあるソニーショールームにて先行展示が行われます。いち早くXperia Z4に触れてみたいという方は訪れてみてはどうでしょうか。
▼より具体的な「Xperia Z4」のレポートはこちらからどうぞ
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