Galaxy Ringが日本発売。価格は6.3万円、発売日は2月14日に

Samsungの指輪型スマートデバイス「Galaxy Ring」の日本発売が正式発表されました。

Samsungオンラインショップの価格は63,390円です。

24時間365日着けていられるスマートリング

Galaxy Ringは、24時間365日着けていられる指輪の形をしたスマートリングです。

カラーはゴールド、シルバー、ブラックの3色。いずれもチタンフレームを採用し光沢のある質感が特徴です。耐久性に関しては、10気圧防水でIP68等級の防水・防じんに対応しています。

リングの大きさは幅7mm、厚さ2.6mm。重さは2.3g〜3.3gで、ライバルのOura Ring 4に比べて小型で軽量です。

サイズは5〜15の全11サイズを揃えているため、自分の指の大きさに最適なサイズを選ぶことができます。なお、指輪のサイズは日本の号とは異なるため、サイズ計測キットを使って最適な大きさを確認する必要があります。

オンラインストアで購入する場合は、店舗で計測するか、サイズ計測キットを購入してから最適な大きさを確認する必要があります。Samsungはキットを人差し指に24時間装着することを推奨しています。

なお、Galaxy HarajukuやGalaxy Studio Osakaなど一部店舗には、サイズ計測キットが展示されており、指の大きさに合ったリングを店頭にてそのまま購入することもできます。

なお、リングの大きさによってバッテリー容量と電池持ちが異なります（最大7日間）、リングの充電はバッグやポーチに入れて持ち運べる透明なケースに入れて行います。

高度な睡眠分析に対応。Galaxyデバイスとの連携機能も

Galaxy Ringの最大の特徴は健康機能ーー特に睡眠分析にあります。

加速度センサーと光学式心拍センサー、温度センサーを搭載することで、睡眠の深さ/就寝中の平均呼吸数/平均心拍数/いびき検出/血中酸素濃度を確認できる高度な睡眠分析機能に対応。ほかにも心拍数のモニタリング、生理周期の記録、ウォーキングやランニングの自動検出に対応するワークアウトのトラッキングに対応しています。

こういった健康機能をすべて利用するために有料のサブスクを用意しているメーカーもありますが、Galaxy Ringの場合は追加料金は不要です。

一方で、睡眠時無呼吸症候群や不整脈の検出には対応しておらず、これらの機能を利用するにはGalaxy Watchを併用する必要があります。また、Galaxy Ringには、スマホの通知を転送する機能もありません。

Galaxyデバイスとの便利な連携機能にも対応しています。

親指と人差し指を2回タップするダブルピンチジェスチャーによって、Galaxyスマートフォンのアラームを解除したり、写真や動画を撮影できます。

また、Ringがどこに行ったかわからなくなったときは、Galaxyスマートフォンから操作してリングのLEDを光らせることで位置を確認できるリモート追跡機能が利用できます。

リングとウォッチを併用すれば、Galaxy Ringがパワーセーブモードに移行し、Galaxy Watchでデータ計測を行うことで最大30%も電池持ちが向上します。

なお、Galaxy Ringの対応OSはAndroidのみ。iPhoneで利用することはできません。

Galaxy Ringは今日からAmazon.co.jp、ヨドバシ、ビックカメラで予約受付がスタートしています。Samsungオンラインショップでは2月14日に発売されます。