なんとNothing Phone (3)はGlyphインターフェース廃止か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Nothing公式のXアカウントが「We killed the Glyph Interface.(グリフインターフェースを廃止した)」と投稿しています。
Nothing Phoneといえば、透明な背面に数百ものLEDを埋め込み、音に連動して光ることで通知やタイマーを視覚的に知らせる「Glyph Interface」が代名詞ともいえる存在でしたが廃止に。一体どういうことでしょうか。
Nothing Phone (1)の発表時、「背面が光るスマホ」として大きなインパクトを残しました。飲み会などでも背面を表に向け通知が来れば友だちの目を引いて大きな注目を集めようとした人も多いはずです。
一方で実用性は賛否分かれるものでした。単純に光り方だけで通知を見分けるよりもディスプレイを上にして通知を確認する方がカンタンでした。
NothingはGlyphインターフェースをなんとか実用性のあるものにするよう多数の機能を追加しましたがキラーコンテンツが生まれることはありませんでした。
We killed the Glyph Interface. pic.twitter.com/wlLHNzzc72
— Nothing (@nothing) May 29, 2025
XではGlyphインターフェースの廃止を悲しむ声もありますが、ドットマトリクスを使った新たなインターフェースの登場に期待するなどワクワクの声も多いようです。
ドットマトリクスはNothingオリジナルではないものの、デフォルトフォント(現在は非デフォルト)にまで落とし込んだのは他にいないかもしれません。
また、C/!といった形のLEDが光るだけではわかりづらかった通知の内容もドットマトリクスであれば、アプリのアイコンや時間などで一目で通知の内容やタイマーの残り時間を把握できることから利便性も両立できそうな気もします。ただ、ドットマトリクスはASUSのROG Phoneが導入済みであるため、オリジナリティとインパクトはGlyphほどではありません。
Nothing Phone (3)はNothing初の真のフラグシップモデルとして15万円前後での発売が予想されています。グラフの廃止は次なるフェーズへの布石かもしれません。
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