世界1,000台限定。「Nothing Phone (3a) Community Edition」実機レポ。90年代レトロな世界観が光る
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

渋谷で「Nothing Phone (3a) Community Edition」を初披露するポップアップイベントが開催されました。
Community Editionは、Nothingのコミュニティメンバーと共に、実際に世の中に出す製品を作る取り組みです。第2弾となる今回は、世界中から700件以上の応募が集まり、選ばれたクリエイターとNothingのチームが、デザインやパッケージに加え、時計画面やオリジナルアクセサリー、さらにはプロモーションまでを一緒に形にしてきました。
90年代テックカルチャーを体現したデザインと世界観
90年代のレトロゲームをモチーフにした会場の中央に、Nothing Phone (3a) Community Editionが置かれていました。
デザインのモチーフは90年代後半のテックカルチャー。
鮮やかなミントカラーとシースルな外観にレトロを感じつつ、背面に搭載されたGlyphライトと独特なカメラ配置によって、ひと目でNothing Phoneとわかる世界観に仕上がっています。














アクセントカラーとして使われているミントは、壁紙にも採用されています。Androidのカラーパレット機能によって壁紙から色を抽出し、UI全体に反映されるため、ハードウェアだけでなくソフトウェア面でも統一感のある仕上がりです。
このカラーはパッケージのグラフィックにも反映されており、パッケージ、ハードウェア、ソフトウェアまで含めて、一貫したデザインが貫かれています。
特別なNothingオリジナルのアクセサリーも付属します。
付属するアクセサリーは、いつの時代も愛されてきた遊び道具であるサイコロ。Nothing Phoneにも使われているドットフォントで数字が描かれており、Community Editionのレトロな世界観をさりげなく引き立てています。
1,000台限定の特別モデルを求めて長い待機列
Nothing Phone (3a) Community Editionは全世界でわずか1,000台の限定モデルです。12GB+256GBモデルのみの展開で、価格は59,800円。
会場での先行販売では、取材中にも次々と購入されていく光景が印象的でした。残念ながら購入に必要な登録はすでに締め切られているため、これから注文することはできません。
わずかな台数だけ用意された限定モデルを手に入れたいという思いに加え、Community Editionという取り組みへの関心もあってか、会場を後にする頃には下のフロアにまで待機列が伸びており、Nothingファンの熱量も肌で感じるイベントでした。




















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