国立競技場が「MUFGスタジアム」に。ドコモが26年にワンオクの音楽イベント開催
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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国立競技場が2026年1月よりMUFGスタジアム(略称:MUFG国立)に生まれ変わります。
新たな呼称のもと競技の場にとどまらず、文化、地域、社会とつながる未来型スタジアムへと進化することを目指し、2026年4月にはドコモプレゼンツでONE OK ROCKの音楽イベントが開催されることが発表されました。
MUFGスタジアムでワンオクが音楽イベントを開催
MUFGスタジアムでは、スポーツ、文化、教育、環境、観光、地域創生などさまざまな領域を横断する共創施策を展開する「KOKURITSU NEXT」 (コクリツ・ネクスト)のビジョンを掲げています。
その一環として日本の音楽の未来を動かしていく新たな「音楽の頂」をコンセプトにした音楽イベントが2026年4月4日と5日に開催されます。

イベントにはONE OK ROCKが参画し、メインとなるライブステージでは複数のアーティストによるパフォーマンスを実施予定。そのほかにもさまざまな取り組みでイベントを盛り上げるとのこと。
ドコモは快適な通信環境の提供などドコモアセットを活かした取り組みを行うとしています。
イベントの詳細やチケット販売については、特設サイトにて順次案内されます。
世界トップレベルのナショナルスタジアムに
国立競技場は新しい呼称のもと、ドコモ主催の音楽イベントを含む年間120日のイベント開催を目標に掲げます。
飲食販売のリニューアルやスイートルームの増設、ピッチレベルのスイートルームを新設し、ラウンジを活用した交流も可能にするなど、従来のスタジアム機能を拡充することも発表されています。

トップパートナーとなりネーミングライツを取得したMUFGは思いや狙いについて「運営を行うJSNEが掲げる国立競技場を世界レベルのナショナルスタジアムにしていきたいという目標とKOKURITSU NEXTのコンセプトに強く共感した」と語り、共に新しい価値を作ることが社会貢献や次世代貢献につながるとしています。
また、スポーツや文化に限らずさまざまな発信ができるとし、具体的にはスポーツ教室など、MUFGパークで開催してきた社会貢献活動を大規模に行うことも検討しているとのこと。そのほか、作家を支援する文化発信やスポーツに携わる人への金融経済教育のプログラムなども構想していると語りました。
正式名称は国立競技場のまま
東京オリンピック2020に合わせて2019年11月に完成した国立競技場は工事期間中まで新国立競技場と呼ばれていましたが、2019年の竣工日より国立競技場となりました。
今回は呼称の追加であり、正式名称は国立競技場のまま。各競技団体が定めたクリーンスタジアム規定に基づいた運用が必要とされる場合は、国立競技場と呼称されます。
国立競技場の呼称が「MUFGスタジアム」に!!
国立競技場のトップパートナーとして三菱UFJフィナンシャル・グループが参画。ネーミングライツを所有し、2026年1月から呼称が変更。正式名称は国立競技場のまま
契約額は非公表 pic.twitter.com/Yhwo6JfJMl
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) October 15, 2025
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