電車内でもモバイルバッテリー充電を控えるよう呼びかけ。発煙・発火相次ぐ:東急電鉄
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

東急電鉄が、車内でモバイルバッテリーを使った充電を控えるよう呼びかけています。
ホテルでモバイルバッテリーの充電を控えるよう呼びかける動きに続き、鉄道でも注意喚起が出てきました。航空機内でもモバイルバッテリーによる充電が制限されるなど、発煙や発火のリスクを抑える動きが広がっています。
東急線の車内では、5月にモバイルバッテリーから発煙・発火が発生し、6月15日にもモバイルバッテリーから発煙するトラブルが起きていました。車内は避難や初期対応が難しい場所であり、リスクを考えると、やむを得ない呼びかけだと思います。
車内でモバイルバッテリーの発煙・発火が相次ぐ
5月18日には、池上線・旗の台駅で、車内に持ち込まれたモバイルバッテリーから発煙・発火が発生。池上線は雪が谷大塚駅〜蒲田駅間で折返し運転を実施。その後、8時11分ごろに運転を再開したものの、遅れや一部列車の運休が発生していました。
6月15日には、東横線・武蔵小杉駅にて、モバイルバッテリーから発煙が発生。東横線は一時運転を見合わせ、副都心線内〜自由が丘駅間、武蔵小杉駅〜元町・中華街駅間で折返し運転を実施。8時50分ごろに運転を再開したあとも、ダイヤの乱れや一部列車の運休が続き、東急新横浜線にも影響が出ていました。
こうした状況を受けて、東急電鉄は6月15日、モバイルバッテリーによる車内での充電を控えるよう呼びかけています。
同社はあわせて、モバイルバッテリーの落下などによる衝撃にも十分注意し、発火や発煙を見かけた際は、落ち着いて安全を確保したうえで、すみやかに係員へ知らせるよう案内しています。
発火原因は製品の欠陥だけとは限らない
モバイルバッテリーの発煙や発火が起きると、メーカー名や製品名に注目が集まりがちですが、必ずしも製品の欠陥だけが原因とは限りません。
消防庁の調査では、モバイルバッテリーの出火原因として、外部からの衝撃や高温下での使用が多いとされています。落下や圧迫、熱がこもる場所での使用などによって内部で短絡が起き、発煙や発火につながるおそれがあります。
どのメーカーの製品なのかだけでなく、どのように持ち運び、どのような環境で使っていたのかも重要です。落としたモバイルバッテリーをそのまま使い続けたり、カバンの中で圧迫された状態で充電したり、高温になる場所で使用したりすると、発煙や発火のリスクが高まる可能性があります。






















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