イー・モバイル、日本初のHSUPA対応端末「D21NE」を発売。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

「D21NE」は、国内初のHSUPA対応モデル。下り最大7.2Mbps、上り最大1.4Mbpsの通信速度を実現することができます。
「イー・モバイル、11月20日にHSUPAを国内初導入へ。」という記事を書いた時に以下の様なコメントが寄せられました。
わかりやすいように下り速度から説明します。下り速度は、携帯電話を購入する際に検討項目に入れる人も多いため皆さんおわかりだと思います。下り速度が上がれば画像や動画、音楽などをダウンロードできる速さが速くなり、ダウンロードにかかる時間が短くなるわけです。
次に上り速度について。下り速度と逆の考え方をすればいいわけです。つまり、上り速度が上がれば画像や動画、音楽などをアップロードできる速さが速くなり、アップロードにかかる時間が短くなるわけです。例えば、相手に動画や画像、音楽を添付したメールを送る時、YouTubeやニコニコ動画に動画を投稿する時など相手に大容量のデータを送信する際の時間が短くなります。
上り最大1.4Mbpsがそんなに速いの?と聞かれるとちょっと答えづらいのですが、これまでの通信規格は上り最大364kbpsまでしか対応していなかったのですから単純に考えれば約36倍速くなっています。しかし、実感できるかと言われればそうでは実際に36倍の速度も出ません。何倍という数字を明確にするには、イー・モバイルの回線の質やトラフィックなど様々な事象を検討しなければいけません。
■サイズ・約54×8×110mm
■重さ・約50g
■形状・USB
■対応通信規格・W-CDMA・HSPA(下り最大7.2Mbps/上り最大1.4Mbps)
■対応OS・Windows Vista 32bit、64bit・Windows XP Professional / Home edition Service Pack 2以降
■ボディカラー・ホワイト