イー・モバイルは、PCカード型データ通信端末「D21NE」を12月5日(金)に発売すると発表しました。
「D21NE」は、国内初のHSUPA対応モデル。下り最大7.2Mbps、上り最大1.4Mbpsの通信速度を実現することができます。
上り速度が変わると何が変わるのか説明します。
上り速度が変われば何が変わるのか。
「イー・モバイル、11月20日にHSUPAを国内初導入へ。」という記事を書いた時に以下の様なコメントが寄せられました。
上り最大1.4Mbpsてそんなに早いんですか??
上がりが早いと普通にネットサーフィンをするうえで、
今までと一番変わってくる点は何ですか?
今までと一番変わってくる点は何ですか?
わかりやすいように下り速度から説明します。下り速度は、携帯電話を購入する際に検討項目に入れる人も多いため皆さんおわかりだと思います。下り速度が上がれば画像や動画、音楽などをダウンロードできる速さが速くなり、ダウンロードにかかる時間が短くなるわけです。
次に上り速度について。下り速度と逆の考え方をすればいいわけです。つまり、上り速度が上がれば画像や動画、音楽などをアップロードできる速さが速くなり、アップロードにかかる時間が短くなるわけです。
例えば、相手に動画や画像、音楽を添付したメールを送る時、YouTubeやニコニコ動画に動画を投稿する時など相手に大容量のデータを送信する際の時間が短くなります。
上り最大1.4Mbpsがそんなに速いの?と聞かれるとちょっと答えづらいのですが、これまでの通信規格は上り最大364kbpsまでしか対応していなかったのですから単純に考えれば約36倍速くなっています。
しかし、実感できるかと言われればそうでは実際に36倍の速度も出ません。何倍という数字を明確にするには、イー・モバイルの回線の質やトラフィックなど様々な事象を検討しなければいけません。
D21NEのスペック。
■サイズ
・約54×8×110mm
■重さ
・約50g
■形状
・USB
■対応通信規格
・W-CDMA
・HSPA(下り最大7.2Mbps/上り最大1.4Mbps)
■対応OS
・Windows Vista 32bit、64bit
・Windows XP Professional / Home edition Service Pack 2以降
■ボディカラー
・ホワイト