AT&Tと言えば米国でiPhoneの独占販売権を手にしている事で有名ですが、同社のCEOであるRandall Stephenson氏は「iPhoneを独占しなくなる日がいつかやってくる」とコメントしました。
iPhoneは顧客を獲得するための投資だったとか。
AT&Tの「iPhone」独占はいつか終わる–AT&Tのトップが語る:ニュース – CNET Japan
Brainstorm Techカンファレンスの講演の場でStephenson氏は「iPhoneを独占しなくなる日がいつかやってくる」とコメントしました。
また、iPhone 3GSに関する出費で打撃を受けたことについて、「この携帯電話にそんなにたくさんの(お金)を払いたくない」とし、iPhoneが他社のユーザーを引き抜くための投資だったことを明らかにしました。
iPhoneを売ってもAppleへのインセンティブで販売元のキャリアが儲からないのは有名な噂でしたが、今回の事でより信憑性の高いものになりましたね。
この話しを聞くと、新規参入当初から携帯電話市場が飽和状態にあり、他社からのユーザー獲得を見込めなかったソフトバンクモバイルがiPhoneの販売権を獲得した理由もわかる気がします。
これに伴って連鎖的に独占販売権を放棄するキャリアが出てきそうですが、そうなった時Appleがどのように出るのか注目ですね。インセンティブを下げるのか、はたまた携帯電話市場に参入するのか・・・。
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