NTTドコモのMVNOで携帯電話事業に参入し、b-mobileを展開する日本通信が月額2980円から利用できるmicroSIMを8月中に提供すると発表しました。
音声通話対応版は3785円から提供。
iPhone4、ドコモ回線で使用可能に 日本通信が専用SIMカード発売 – SankeiBiz(サンケイビズ)
国内でb-mobileを展開する日本通信は「iPhone 4」や「iPad」で採用されているmicroSIMを8月中に提供することを明らかにしました。
利用料金はデータ通信限定版が月額2980円で、音声通話対応版は月額3785円で利用することができます。
回線はドコモ回線となり、通信速度は上り下りともにベストエフォード方式の300kbps超となります。
しかしながら、日本国内で購入できる「iPhone 4」や「iPad」はソフトバンクモバイルでしか利用できないようにSIMロックがかかっているため、SIMロックフリーの「iPhone 4」や「iPad」を国外で購入または輸入、転売屋から購入しなければいけません。
また、月額2980円から「iPhone 4」を利用することができ、利用可能なエリアもソフトバンクモバイルより広くなりますが、通信速度はソフトバンクモバイルが提供する回線よりも遅くなり、ドコモ回線ではMMSを利用することもできません。
通信速度を気にしない人は買いかもしれませんが、通信速度を重要視する人などはドコモからの発売が噂されるPocketWiFiを利用して「iPhone 4」の運用を検討するなどした方が良いかもしれませんね。
ちなみに、「iPhone 4」のSIMフリー版はAmazonから購入することができますが、価格は約14万~16万となっています。
しかし、日本通信ではSIMフリーの「iPhone 4」の輸入やセット販売も検討しているとか。
同社は、独立系の携帯電話販売店や輸入会社に呼びかけて「SIMロック」フリーのiPhone 4の本格的な輸入を促します。将来的には輸入会社や家電量販店と組み、microSIMカードとiPhone 4のセット販売も検討するとしています。
情報元:ringo-sanco 【速報】iPhone 4, NTTドコモ回線で利用可能へ/日本通信がmicroSIM提供
一部でAppleがこの動きを許すのかとされていますが、SIMフリー版を提供している以上Appleは何も口を出す理由がありません。
さらに、「iPhone 4」のSIMロックフリー版は技適も通過しており、ディスプレイ上で技適マークを表示することも可能なため、Appleは日本国内でSIMロックフリー版の「iPhone 4」が利用されることを自ら承認しています。
しかし、ソフトバンクモバイルは絶妙なタイミングでホワイトプランを2年縛りにしましたね。