現在、NTTドコモが有料で提供している公衆無線LANサービスの「Mzone」を10月から無料で提供すると日本経済新聞が報道しています。
対応エリアの拡大も!
情報元:ドコモ 「WiFi」無料化 10月にも駅やカフェで高速通信 スマホ急増による回線混雑を緩和
「Mzone」は、NTTドコモが提供する公衆無線LANサービスで駅や空港、カフェなどでパソコンやスマートフォンゲーム機器などを無線LANに接続できるというもの。
今回、日本経済新聞が伝えている内容によれば、NTTドコモの契約者は上記の「Mzone」を無料で利用することができるとのこと。現在は月額315円を支払うことによって利用が可能です。
利用エリアについては、2012年夏までに現在の約4倍となる3万ヶ所に拡大させ、将来的には10万ヶ所に拡大させるようです。
他キャリアが提供する公衆無線LANサービスの状況としては、auがスマートフォンユーザー向けに無料で提供。auが提供する公衆無線LANのスポットに近づくと自動で無線LANに切り替えを行うという特徴があります。ソフトバンクでは無線LAN接続に対応したケータイ向けに2年間のみ無料で提供、2年間の契約終了後月額490円となります。対応スポットはどちらも10万ヶ所と発表しています。
公衆無線LANの無料提供はソフトバンクモバイルがトラフィックを分散させる狙いのもと他キャリアに先行して行い、auがそれを追従したという経緯があり、今回新たにNTTドコモが加わることになります。
NTTドコモの最大の強みはインフラ面だと思いますが、Androidスマートフォンの売れ行きが好調でついにNTTドコモもトラフィックの分散を考える時期になったということでしょうか。