TCAが2012年10月の携帯電話契約数を発表しました。
iPhone5が9月後半に販売されたことで各社への影響が気になっていましたが、ドコモはもろに影響を受けてしまったようです、もちろん悪い方向に。
情報元
事業者別契約数(2012年10月末現在)|社団法人 電気通信事業者協会(TCA)
TCAによると、2012年10月のドコモの純増数はたったの7200。
iPhone5を取り扱うソフトバンクモバイルは28万4200、auは23万8800と両キャリアともかなり高い数値を記録しています。
さらに、MNPではドコモは-18万9800を記録し、過去最大の転出超過となってしまいました。
ドコモのユーザーを飲み込んだのは15万2700の転入超過となったau。
ドコモではテザリングがオプションなしで利用できるため、現時点でテザリングが利用できないソフトバンクモバイルのiPhone5には魅力を感じなかったのかもしれません。
他の要素として、インフラ面でイメージの悪いソフトバンクモバイルへのMNPを嫌ったことも挙げられるでしょうね。
過去最大の転出超過を記録したドコモは冬モデルの投入前であったことを理由にあげていますが、冬モデルを投入したところで19万人のユーザーは戻ってこないですからね。
また、iPhoneユーザーが短期間で他のスマートフォンに乗り換えるとは考えにくく、流出してしまったユーザーを取り戻すのは難しいのではないかと思います。
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