ドコモ、iPhone5の影響で約19万人のユーザーが1ヶ月で他社に流出。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

iPhone5が9月後半に販売されたことで各社への影響が気になっていましたが、ドコモはもろに影響を受けてしまったようです、もちろん悪い方向に。
TCAによると、2012年10月のドコモの純増数はたったの7200。
iPhone5を取り扱うソフトバンクモバイルは28万4200、auは23万8800と両キャリアともかなり高い数値を記録しています。
さらに、MNPではドコモは-18万9800を記録し、過去最大の転出超過となってしまいました。
ドコモのユーザーを飲み込んだのは15万2700の転入超過となったau。
ドコモではテザリングがオプションなしで利用できるため、現時点でテザリングが利用できないソフトバンクモバイルのiPhone5には魅力を感じなかったのかもしれません。他の要素として、インフラ面でイメージの悪いソフトバンクモバイルへのMNPを嫌ったことも挙げられるでしょうね。
過去最大の転出超過を記録したドコモは冬モデルの投入前であったことを理由にあげていますが、冬モデルを投入したところで19万人のユーザーは戻ってこないですからね。
また、iPhoneユーザーが短期間で他のスマートフォンに乗り換えるとは考えにくく、流出してしまったユーザーを取り戻すのは難しいのではないかと思います。
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