Photo By Robert S. Donovan
Appleが開発する次期iPhoneとしては、メインモデルとなる「iPhone5S」や廉価版の「iPhone+」、大画面のディスプレイを搭載した「iPhone Math」といったデバイスの登場が噂されてきました。
いずれもiPhone5の発売以降に噂として挙がってきたものですが、現在まで有力な情報はありません。
MacやiPod、iPadといずれもラインナップが増やされていて、もはやAppleのお家芸とも言えるわけですが、なぜかiPhoneだけにお家芸を発揮していないのはなんとも不思議です。
そんな中、Appleのティム・クックCEOはiPhoneのラインナップ増についてコメントしたようです。
「iPhoneのラインナップ増のための開発リソースが不足している」
同氏は、現在開催中のAll Things Digital ConferenceにてiPhoneのラインアップを増やすことはiPodのように(簡単に)はいかないとコメントしたようです。理由としては開発リソースが膨大になることを挙げたとのこと。Cook explained that making a smartphone, however, is unlike developing a range of iPod models. Essentially, the resources required to build a line of separate iPhones would be a huge task, and one the Cupertino, Calif. company isn’t sure is necessary at this moment in time.
引用元:Tim Cook Explains Apple’s Current ‘One-A-Year’ iPhone Strategy At D11 — AppAdvice
また、大画面のiPhoneについて聞かれたところ、大きなディスプレイを採用することでホワイトバランスや反射率、バッテリの持ち時間、ディスプレイの寿命などに欠点が生じるとコメントしたとのこと。
Concerning the potential of a phablet-iPhone, Cook continued:
A large screen today comes with a lot of tradeoffs. Customers are clearly looking at the size, but they also look at things like “do the photos show the proper color? The white balance, the reflectivity, battery life. The longevity of the display.”
引用元:Tim Cook Explains Apple’s Current ‘One-A-Year’ iPhone Strategy At D11 — AppAdvice
ただ、AppAdviceでは同氏が「第2のiPhone」の開発については否定をしなかったとも伝えています。
ただでさえ、デザインがリニューアルされるiOS7の開発が遅れると報じられていますから、iPhoneのラインナップを増やすことは難しいかもしれません。
また、大画面のiPhoneをピックアップするのであれば、これ以上スマートフォンのディスプレイが大きくなると本格的に片手運用が難しくなるので、せめてAppleだけでもディスプレイのインチ数をむやみにアップさせないで欲しいものです。
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