NTTドコモは、クラウド型のメールサービス「ドコモメール」を10月24日(木)の午前9時より提供すると発表しました。
ドコモメールは当初、2013年1月に提供予定とアナウンスされていましたが、セキュリティ強化とサービス品質の向上を理由にその後3回の延期が行われ、当初の発表から約1年後に提供されることになりました。
ドコモメールでは何ができるの?spモードメールとの違いは?
従来のspモードメールではドコモの回線を契約したスマートフォンでメールの送受信や確認が可能でしたが、新たに提供されるドコモメールではドコモの回線を契約していない2台目のスマートフォンやタブレット、PCでもメールの送受信とメールの確認ができるサービスです。サービス開始当初はspモードメールと同様にドコモの回線を契約しているスマートフォンおよびタブレットでのみメールが利用できますが、11月以降に対応予定の「docomo ID」への対応で、他のデバイスでもメールの送受信やメールの確認が可能となります。
また、他のデバイスでメールの送受信および確認をする場合はウェブブラウザ経由となりますが、2014年3月末までにIMAPに対応することでスマートフォン向けのメールアプリやPC向けのメールソフトでも利用可能になります。
ちなみに、Android版のドコモメールでは従来のspモードメールからデザインや操作性が刷新されるとのことです。
ドコモメールの利用料金は
ドコモメールの利用料金は送受信にかかるパケット料金および月額315円のspモードの料金のみです。ドコモメールの対応機種
サービス開始当初、ドコモメールに対応するのは以下の14の機種となっています。- G2 L-01F
- ARROWS NX F-01F
- Xperia Z1 SO-01F
- Xperia A SO-04E
- Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E
- ARROWS NX F-06E
- Disney Mobile on docomo F-07E
- AQUOS PHONE ZETA SH-06E
- AQUOS PHONE si SH-07E
- AQUOS PAD SH-08E
- Optimus it L-05E
- MEDIAS X N-06E
- ELUGA P P-03E
対応機種はサービス提供後、順次開始されるとのことです。
iPhoneでドコモメールは利用できないの?
iPhoneのドコモメール対応日は12月中旬と発表されました。spモードメールではアプリのアップデートでメールが全て削除されるなど致命的な不具合が発見されるなど、ユーザーからは批判的な意見もありましたが、ドコモメールではクラウドでの提供となるため、そういった不具合も解消されそうですね。
▼ドコモメールのニュースリリースはこちらからどうぞ
・報道発表資料 : 「ドコモメール」の提供開始 | NTTドコモ
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