Photo By United States Mission Geneva
昨年12月に無効と仮判断されていた「スティーブ・ジョブズ特許」が有効と判断されたことがわかりました。この特許はタッチスクリーンに関するもので、Google(傘下のMotorola)やサムスンとの特許訴訟に大きな影響を与えることになるかもしれません。
特許の内容は誤タッチが発生しないように補正するヒューリスティック(※)の応用方法とタッチスクリーンデバイス、インターフェース(GUI)で、スマートフォンやタブレットにおいてはもちろん、Appleにとっても重要な特許とされています。
※例えばアプリなどでスクロール操作をする場合に、指を斜めに動かしたり、弧を描くように指を動かしても正しくスクロールされるというもの
ところが、FOSS PATENTSが今年9月4日に発行された証明書を発見したところ、証明書には米特許商標庁が無効と判断した20項目全てを再び有効と判断したと記されていたようです。
▼FOSS PATENTSによって発見された証明書は以下から確認することができます。
・949 reexam
このスティーブ・ジョブズ特許が再度有効と判断されたことで、現在訴訟中のGoogle傘下のMotorolaやサムスンだけでなく他社においても大きな影響を及ぼすことになるかもしれません。
昨年12月に無効と仮判断されていた「スティーブ・ジョブズ特許」が有効と判断されたことがわかりました。この特許はタッチスクリーンに関するもので、Google(傘下のMotorola)やサムスンとの特許訴訟に大きな影響を与えることになるかもしれません。
Appleにとって重要なスティーブ・ジョブズ特許とは
スティーブ・ジョブズ特許とは、その名のとおりジョブズが出願者の1人として申請されていた特許のことで、米特許権番号は7479949となります。特許の内容は誤タッチが発生しないように補正するヒューリスティック(※)の応用方法とタッチスクリーンデバイス、インターフェース(GUI)で、スマートフォンやタブレットにおいてはもちろん、Appleにとっても重要な特許とされています。
※例えばアプリなどでスクロール操作をする場合に、指を斜めに動かしたり、弧を描くように指を動かしても正しくスクロールされるというもの
2012年に無効の仮判断→2013年9月に再度有効に
この特許は、初代iPhoneが発表される1年後の2008年4月に出願(優先日は初代iPhoneが発表される1年前の2006年9月)され、iPhone 3GSが発売された2009年に承認されましたが、2012年12月に再審査された結果、特許無効と判断されていました。ところが、FOSS PATENTSが今年9月4日に発行された証明書を発見したところ、証明書には米特許商標庁が無効と判断した20項目全てを再び有効と判断したと記されていたようです。
▼FOSS PATENTSによって発見された証明書は以下から確認することができます。
・949 reexam
このスティーブ・ジョブズ特許が再度有効と判断されたことで、現在訴訟中のGoogle傘下のMotorolaやサムスンだけでなく他社においても大きな影響を及ぼすことになるかもしれません。
コメントを残す