iPhoneのSiriを使って音声でカーナビを操作したり、着信したメッセージの内容を読み上げてもらったり、声でメッセージの返事ができる「CarPlay」がAppleより発表されましたね。
「CarPlay」は、今週以降にボルボやフェラーリ、本田、三菱などのメーカーから発表される新型のモデルで利用することができますが、早速ボルボから発表され、「CarPlay」を操作するイメージ動画も公開されました。
画像と動画で見る「CarPlay」
これが「CarPlay」の専用タッチパネル。すげぇ巨大・・・電話やマップなどiPhoneに最初からインストールされているアプリに加えて、日本では正式提供されていない音楽のストリーミング視聴サービス「Spotify」も使えます。
メッセージアプリを起動してiPhoneみたいにアイコンを右にスワイプするか”Show Message”と話しかけると、受信したメッセージを確認できるのかな?
“message to 〜”で宛先を決めてその後に本文の内容をしゃべるとメッセージが送れるようです。英語だとかなりスムーズですが、日本語でも同じ精度で送れるのか気になるところ。
カーナビはこんな感じ。目的地へのルートのほかに到着予定時刻なども表示されるみたい。
タッチパネルを操作してエアコンの温度調整もできるようです。
ちなみに、これがAppleの公式サイトに掲載されている「CarPlay」のタッチパネル。上のタイプと違ってエアコンの操作キーがないのでタッチパネルには色々な種類があるみたいですね。
▼動画の再生はこちらからどうぞ。
ちなみに、発売当初はiPhoneと車をLightningケーブルで接続する必要がありますが、近い将来、Wi-Fiでの無線接続にも対応するようです。
Apple CarPlay allows connection of iPhone to the car through a Lightning cable – with Wi-Fi coming in the near future.
引用元:Volvo Cars Brings Apple CarPlay To The All New Volvo XC90
「CarPlay」でストレスフリーでカーナビを使えそう!
旅行に行った時などレンタカーに付いているカーナビをよく使うんですが、どれもこれもインターフェースがバラバラで操作に困るんですよね。んで、よくあるのが地図を指でスクロールしようと思ったら、タッチパネルが感圧式でスクロールできず、カーソルキーに手をのばすわけですが、レスポンスが悪く目的地をセットするまでにどんだけ時間がかかるんじゃい!といつも思うわけです。
操作に苦戦した割にはちゃんと目的地までエスコートしてくれなかったりするので、結局はスマホでGoogleマップを立ち上げてしまいます。
その点、「CarPlay」のタッチパネルは静電式(エアコンの操作からそう捉えました)でスクロールの操作もできて、かつサクサクっぽい。これは非常に嬉しい。
そんな「CarPlay」が使えるのは2014年に発売される一部のモデルということで気軽に導入するのは難しい。さらに、iPhone 5以降が必須ということで色んな人が利用するレンタカーにまで普及するのも時間がかかりそうですが、レンタカーで「CarPlay」に対応した車が即決で選んじゃうだろうなー。
コメントを残す