昨日、LINEの最新版であるVer 4.3.0がAndroid向けに提供されました!
今回のアップデートでは、LINE電話で問題とされていた番号のなりすましへの対策やスタンプのプレビュー機能の追加、”知り合いかも”に追加された友だちがどういった理由で追加されたのか確認できるようになりました。
SMS認証で本当に本人かどうかを再確認
電話番号のなりすましに対する対応策として、本人以外の電話番号を利用して通話する場合、SMSによる認証を促すポップアップを表示します。ポップアップで「認証」を選んだ場合はSMSに認証番号が送られてくるため、送られてきた番号を登録すると発信者番号を通知することができ、認証をキャンセルした場合や認証に失敗した場合、Ver4.3.0未満のLINEで発信した場合は電話番号が非通知になるようです。
このSMSによる本人確認認証は、端末のSIM情報の確認やネットワーク接続状況の確認、不正使用検知アルゴリズムによる確認を行ったのちに実施されるとのみ発表されており、セキュリティの観点上から詳細については発表されていません。
この対応が行われた発端というのは、LINE登録時にSMS認証を行ったのちにSIMカードを抜いてもWi-Fiに繋がっていれば、通話相手に電話番号を通知した状態で電話をかけることができ、SIMまたは電話番号の解約後も同じ状態で通話が可能であることから悪用されるのではないかと指摘されたことによるものです。
実際に試してはいませんが、今回の対応によって上の状態で電話をかけた場合にSMSによる認証を促すポップアップが表示され、認証できない場合は電話番号を通知できないものと思われます。
ちなみに、公式ブログ掲載されたリリース文にはVer4.3.0未満のLINEにおいても電話番号が非通知になるとあったのでVer4.2.3のLINEで発信してみたところ、電話番号が通知されました。
Ver4.3.0未満のLINEは問答無用で非通知になるかと思ったんですが、本人確認のためのポップアップが表示された場合にVer4.3.0未満のLINEだったら非通知になるということみたいですね。認証押そうがキャンセル押そうが非通知になるのでしょう。
そして、なりすましの対応が行われたことでiPhone版にLINE電話が来る日もそう遠くはなさそうです。
スタンプの再送信がラクに!
「オレはLINE電話なんて正直どうでもいい!メインはトーク機能だろ!」って人にもVer 4.3.0には嬉しい機能が含まれています。それが送信したいスタンプを大きく表示できる「スタンプのプレビュー機能」と自分が送ったスタンプをもう1回送るときや相手が送ったスタンプと同じものを送るときに便利な機能が追加されています。
どちらもトーク画面などでスタンプをタップすることで使うことができますよ。
既読通知に次いでメンドクサイ機能が追加されてしまった件
「知り合いかも」に追加された理由をわざわざ知らせてくれる機能も追加されたようです。理由には「電話番号」「QRコード」「ID検索」の3種類があるんですが、1番気になったのが電話番号で相手が自分の電話番号をアドレス帳に登録していてアドレス帳連携を行った場合に表示されるようです。
例えば、あなたが別れた彼氏・彼女の電話番号をアドレス帳に登録していた状態でアドレス帳連携をした場合、別れた彼氏・彼女のLINEにはあなたの名前が表示されてしまうというわけ。
既読通知とは違ってこっちはアドレス帳から削除するなり、アドレス帳連携をオフるなりして回避できるのでめんどくさがらずにやっておくことをオススメします。
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