
最新版のLINEにて、Android端末を「サブ端末」として利用できるようになりました。
サブ端末は、同じアカウントを複数デバイスで利用するための機能。これまでサブ端末はPCとiPadのみ許可されており、Androidはサブ端末として利用できないという制限がありました。
この仕様に対して「なぜiPadは良いのに、Androidタブレットはダメなのか?」という声があがっていましたが、今回のアップデートにより、iPhoneまたはAndroidスマホ+Androidタブレットでの利用も可能になります。
ただし、ここで気になるのは「なぜAndroidだけ?」「なぜiPhoneをサブ端末として利用できないの?」という点です。
LINEの「サブ端末」とは?
LINEでは、アカウントを登録した端末を「メイン端末」と呼び、同じアカウントを他のデバイスで使用する場合、そのデバイスを「サブ端末」と呼んでいます。
今回のアップデートにより、Android端末がサブ端末に追加されたことで、外ではスマートフォン、自宅ではAndroidタブレットでLINEを利用するといった使い分けが可能になります。
LINEによると、メイン端末に加えてAndroid端末1台、PC1台、iPad1台の計3台までをサブ端末として利用できるとのこと。ただし、サブ端末はあくまでも補助的な位置付けであり、以下のような制限があります。
- LINEアカウントの引継ぎ
- 年齢確認
- トーク履歴のバックアップ
- スタンプや絵文字などの有償アイテムの購入
- テーマの設定
サブ端末としての利用手順



なぜAndroidだけ?iPhoneが対象外の理由
今回のアップデートで多くのユーザーが疑問を持ったのは「なぜAndroidタブレットはサブ端末になれるのに、iPhoneはダメなのか?」という点。おそらく、この理由はサブ端末の目的・趣旨にあります。
LINEでは、LINEアカウントを登録した端末(通常はスマートフォン)を「メイン端末」と呼び、同じLINEアカウントを他のデバイス(通常はPCやタブレット)で使用する場合、そのデバイスを「サブ端末」と呼びます。
- 引用元
- LINE公式ブログ
つまり、LINEは主にサブ端末=PCやタブレットとしており、iPhoneを含むスマホがサブ端末になることは趣旨としていないのです。
- メイン端末:iPhoneまたはAndroid
- サブ端末:Android、PC、iPad
今回のアップデートで可能になるiPhone+Androidスマホ、Androidスマホ+Androidスマホの利用は、あくまでもこの副産物と考えられます。
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