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LINE、2台目のスマホでも利用可能に。ただしAndroid版のみ、iPhoneで利用できない理由は?

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2025/03/17 22:48
LINE、2台目のスマホでも利用可能に。ただしAndroid版のみ、iPhoneで利用できない理由は?

最新版のLINEにて、Android端末を「サブ端末」として利用できるようになりました。

サブ端末は、同じアカウントを複数デバイスで利用するための機能。これまでサブ端末はPCとiPadのみ許可されており、Androidはサブ端末として利用できないという制限がありました。

この仕様に対して「なぜiPadは良いのに、Androidタブレットはダメなのか?」という声があがっていましたが、今回のアップデートにより、iPhoneまたはAndroidスマホ+Androidタブレットでの利用も可能になります。

ただし、ここで気になるのは「なぜAndroidだけ?」「なぜiPhoneをサブ端末として利用できないの?」という点です。

LINEの「サブ端末」とは?

LINEでは、アカウントを登録した端末を「メイン端末」と呼び、同じアカウントを他のデバイスで使用する場合、そのデバイスを「サブ端末」と呼んでいます。

今回のアップデートにより、Android端末がサブ端末に追加されたことで、外ではスマートフォン、自宅ではAndroidタブレットでLINEを利用するといった使い分けが可能になります。

LINEによると、メイン端末に加えてAndroid端末1台、PC1台、iPad1台の計3台までをサブ端末として利用できるとのこと。ただし、サブ端末はあくまでも補助的な位置付けであり、以下のような制限があります。

サブ端末で利用できない機能
  • LINEアカウントの引継ぎ
  • 年齢確認
  • トーク履歴のバックアップ
  • スタンプや絵文字などの有償アイテムの購入
  • テーマの設定

サブ端末としての利用手順

サブ端末でLINEにログイン
サブ端末を選択
QRコードを読み取る
サブ端末の登録手順。ログイン後、サブ端末に表示されるQRコードを読み込むだけ

なぜAndroidだけ?iPhoneが対象外の理由

今回のアップデートで多くのユーザーが疑問を持ったのは「なぜAndroidタブレットはサブ端末になれるのに、iPhoneはダメなのか?」という点。おそらく、この理由はサブ端末の目的・趣旨にあります。

LINEでは、LINEアカウントを登録した端末(通常はスマートフォン)を「メイン端末」と呼び、同じLINEアカウントを他のデバイス(通常はPCやタブレット)で使用する場合、そのデバイスを「サブ端末」と呼びます。

つまり、LINEは主にサブ端末=PCやタブレットとしており、iPhoneを含むスマホがサブ端末になることは趣旨としていないのです。

  • メイン端末:iPhoneまたはAndroid
  • サブ端末:Android、PC、iPad

今回のアップデートで可能になるiPhone+Androidスマホ、Androidスマホ+Androidスマホの利用は、あくまでもこの副産物と考えられます。

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