速報：Apple、革新的なヘッドフォン「AirPods Max」発表。価格は61,800円

Yusuke Sakakura更新日：2020/12/08 23:37

12月8日、AppleがAirPodsシリーズの最新作となるオーバーイヤーヘッドフォン「AirPods Max」を正式発表した。

販売価格は税別61,800円。アメリカと25以上の国と地域で今日から注文が可能。12月15日(火)に発売される。

1分でわかる「AirPods Max」

AirPods Maxの特徴

“この上なくフィットする”美しいデザイン
- 通気性のあるニットメッシュ素材で頭部にかかる圧力を減らすヘッドバンド
- あらゆる頭のサイズ・形になじむ柔らかい手触りの素材で覆われたステンレススチールフレーム
- 伸縮アームでフィット感を自在に調整
- 枕のように柔らかな専用メッシュで包まれた形状記憶のイヤークッション
Apple WatchのDigital Crownを搭載して楽曲操作やSiriの呼び出しが可能
原音に忠実なオーディオ
H1チップ搭載によるAirPodsならではの魔法
- 外音を遮断する「アクティブノイズキャンセリング」
- 外音を取り込む「外部音取り込みモード」
- 映画館のような音で包み込む「空間オーディオ」
- 耳から外すと一時停止、付けると続きを再生「オンヘッド検知機能」
ノイズを抑えてユーザーの声だけをしっかり拾うビームフォーミングマイク
最長連続20時間の電池持ち
未使用時に電池持ちを維持する専用ケース「Smart Case」付属
カラーはスペースグレイ、シルバー、スカイブルー、グリーン、ピンクの5色
販売価格は税別61,800円
発売日は12月15日(火)

“革新的なワイヤレスヘッドフォン”として登場した「AirPods Max」は、AirPodsシリーズならではの魔法を、オーバーイヤー型デザインに採り入れ、原音に忠実なサウンドを実現した製品。

ヘッドバンドのキャノピーには通気性のあるニットメッシュ素材を採用することで、ヘッドフォン全体の重さを分散。頭部にかかる圧力を減らしてヘッドフォンならではの頭部にかかるストレスを解消している。

フレームはステンレススチールを柔らかい手触りの素材で覆うことで耐久性と柔軟性を両立。あらゆる頭のサイズと形になじみ、スムーズに伸縮するアームによってフィット感も自由自在に調節可能。

耳が触れる左右のイヤーカップは、画期的なメカニズムによってイヤーカップによる圧力を調節して分散。それぞれが独立して回転することで、ユーザーごとに異なる頭の曲線にフィットする仕組みを実現した。

また、密閉性を高めるためにイヤークッションには音響を考えた形状記憶フォームを採用。包み込まれるサウンドを可能にするために欠かせない要素とAppleは説明する。

イヤーカップにはApple Watchからヒントを得たDigital Crownを配置。正確な音量調節や音楽の再生／一時停止、曲のスキップ、電話への応答と通話の終了、Siriの機能を思いのままにこなせるという。

AirPods Maxには、Appleが設計した40mm後継のダイナミックドライバを搭載することで、深みのある豊かな低音域、正確な中音域、明瞭で透き通った高音域の伸びにより、どんな音もはっきりと聞こえるという。

独自のデュアルネオジムリング磁石モーターによって音量を最大にした場合でもすべての可聴域で全高調波歪みを1パーセント未満に留めるとのこと。

左右のイヤーカップには、毎秒90億回の演算処理が可能な10個のオーディオコアを搭載するAppleのH1チップを2つ内蔵。H1チップとソフトウェアによる音質向上を可能にするコンピュテーショナルオーディオによって画期的なサウンド体験を実現している。

画期的なサウンド体験

アダプティブイコライゼーション
- ユーザーの耳に届く音声信号を測定し、イヤークッションの吸着度と密閉度に合わせて低音域と中音域をリアルタイムで調節することで最適なサウンドを作り出します。これにより、音のディテールを完全にとらえた豊かなサウンドを生み出します。
アクティブノイズキャンセリング
- アクティブノイズキャンセリングにより包み込まれるようなサウンドを届けてくれるので、ユーザーは聴いている内容に集中できます。ヘッドフォンのフィット感や動きに対してリアルタイムかつ継続的にノイズキャンセリングを適応します。
外部音取り込みモード
- 楽を聴きながら同時に周囲の音も聞くことができ、オーディオを完璧に再生しながらも、自分の声を含むあらゆる音が自然に聞こえます
空間オーディオ
- 5.1や7.1、Dolby Atmosで記録されたコンテンツでは、映画館で音に包み込まれるような体験を味わえます。ユーザーの頭の動きとデバイスの動きを追跡してリマップするため、頭を動かしても常に音場が離れません。