新型AirPodsがついにSiriの“眼”に。カメラ搭載で翻訳や道案内も可能か
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ここ数年、Appleがカメラ付きの新型AirPodsを開発していると報じられてきました。
見た目はAirPods Pro 3に近いものの、カメラセンサーを収めるため、耳から伸びるステム(軸)が長くなるとされています。
Appleはこの製品に約4年をかけて取り組んでおり、当初は2026年春の投入を計画していたものの、Apple Intelligenceや新しいSiriの開発遅れによって延期されたようです。
BloombergのMark Gurmanによる最新レポートでは、カメラ付きAirPodsは高度なテスト段階に到達しており、量産に向けてデザインと機能がほぼ固まったと伝えられています。
Apple初のAIウェアラブル
AirPodsに搭載されるカメラは、写真や動画を撮影するためのものではなく、周囲の状況を読み取り、その情報をSiriに伝えるためのものです。
つまり、Siriに眼を与えるためのカメラです。
これにより、iPhoneのカメラをかざしたり、写真を撮らなくても、レストランのメニューを翻訳したり、冷蔵庫の中にある食材を見ながら何を作れるのかを聞いたり、ナビ案内に活用できる可能性があります。
こうした小型デバイスにカメラを搭載するうえで避けられないのが、プライバシーの問題です。Appleは小さなLEDライトを搭載し、カメラから得た視覚データがクラウドに送られて処理されているときに点灯する仕組みを用意しているようです。
スマートグラスやペンダント型デバイスも開発中
カメラ付きAirPodsは、Appleにとって初のAIウェアラブルになると見られていますが、このほかにもAppleは、スマートグラスやペンダント型デバイスといったAIウェアラブルを開発していると報じられています。
ペンダント型デバイスについては、ネックレスのように身につけるタイプや、シャツに留めるタイプが検討されているとのこと。早ければ来年にも登場する可能性があるようです。
一方で、新型AirPodsのハードウェアはほぼ準備が整っているものの、AI機能の品質次第では発売がさらに遅れたり、見送られることもゼロではありません。
今年9月にCEOへ正式就任する予定のジョン・ターナス氏は、社内で「もう一度世界を変えようとしている」と語っているとのこと。同氏は、タッチスクリーン搭載MacBookや折りたたみiPhone、AI搭載スマートホームデバイスなど、10の主要な新製品の開発を統括していると報じられています。


















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