Apple、WWDC2025を6月10日開催。iOS 19など発表へ、過去最大級のデザイン変更か

Yusuke Sakakura公開日：2025/03/26 6:49

Appleが開発者向けのビッグイベントWWDC 2025を日本時間6月10日から開催します。

「WWDC25では、Appleのソフトウェアにおける最新の進化について紹介します」と予告されており、世界中から注目が集まる10日午前2時から開催される基調講演にて次期ソフトウェアが発表されます。

初日にiOS 19を発表へ

今年もWWDCは本社Apple Parkにて開催されます。開催期間は6月10日から14日まで。

初日には、デベロッパと学生が交流できる特別なイベントも実施されるとのこと。参加できる人数には限りがあり、申し込み方法はWWDC25のウェブサイトで確認できると案内されています。

例年どおりであれば初日の基調講演では、iOS 19など次期ソフトウェアのアップデート内容やiOS 19の対応機種、代表的な新機能・機能改善が発表されるでしょう。

iOS 19、フラットデザイン以来となる大規模な刷新に

これまでの報道によれば、iOS 19は最も劇的なソフトウェアの刷新と伝えられており、アイコンやメニュー、アプリ、ウィンドウなどが一新され、iOS 7に導入されたフラットデザイン以来となる大規模な刷新になります。

また、ユーザー体験をより一貫性のあるものにするため、プラットフォーム間のデザイン言語を統一することを目指しており、macOSやiPadOSでも同様にデザインが刷新されるようです。

新しいデザインは、ほのかにvisionOSがベースとなるようです。もしかすると、WWWDC25のビジュアルは新しいデザインを示唆しているのかもしれません。特に25のシャドウの使い方はVision ProのUIとも共通するものです。

一方で、機能追加や変更はApple Intelligenceが中心になると予想されます。Appleはパーソナライズ化したSiriの提供を来年に見送っており、それらの提供時期についても明らかになるでしょう。

イベント終了後には、開発者向けにベータ版が提供され、いち早くiOS 19など次期ソフトウェアを体験できるはず。夏にはテスター向けにパブリックベータ版も登場すると予想されます。

• | WWDC2025