声優やナレーターといった声のプロが書籍などを読み上げるオーディオブック。
AmazonのAudible、オトバンクのaudiobook.jpなどが電車や車での移動中によく利用されていて、今後サービスの認知向上やコンテンツの充実化によって市場規模が拡大する見通しが示されています。
そんな成長分野のオーディオブックですが、Appleが今年後半にサービスを開始するかもしれません。
iPhoneに次ぐ収益柱をさらに強化
ここ数年、Appleが最も注力している分野の1つが「サービス」です。
音楽聴き放題のApple Music、ゲーム遊び放題のApple Arcade、雑誌や新聞読み放題のApple News+、ワークアウトビデオを見ながら体を動かせるApple Fitness+など続々とリリース。すべてが大成功を収めているわけではなく日本で利用できないサービスも多く存在していますが、2021年第4四半期におけるサービス分野(AppleCareやApple Payなどを含む)の売上高は、過去最高の前年同期比25%増、182億7700万ドルを記録。iPhoneに次ぐAppleの収益柱になっています
次なるAppleの新しいサービスについて、米メディアThe Economistは音声で読み上げるオーディオブックをあげていて今年後半の登場を示唆しています。
In the past couple of years Apple has made smaller media bets including Arcade, a subscription gaming package, News+, a publishing bundle, and Fitness+, which offers video aerobics classes. There is talk of an audiobooks service later this year.
具体的なサービス内容について言及されていませんが、すぐに思いつくのはApple Booksで配信されている電子書籍の読み上げです。Apple Newsで配信されているニュース記事の読み上げも可能性はあるでしょう。SiriやHomePodに話しかけて子供に読み聞かせする機能も提供されるかもしれません。各サービスをまとめてお得に利用できるApple Oneにバンドルされる可能性もあるでしょう。
どのようなサービスになっても、まずは日本で提供されることを期待したいです。
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